天気予報では午前中は晴れ~午後より曇りで、今日は暑くなくて良さそうだと行ってみる
大和駅の西側のプロムナードを行くと立派なメタセコイヤの枝が植木屋さんに
切り落とされ スッキリと刈り込まれている最中であった
日差しの強い日はこんもり繁った大きなメタセコイヤ並木の方が良いがなぁ~
なんて勝手なことを思いながらふれあいの森へ・・・
この時期は花が少なくて寂しいなぁ~と思っていたら、もうコスモスが咲き始めていた
桜のある引地川に沿って歩く 桜の葉っぱが色付いてきた
暑くても季節は間違いなく秋に向かっているんだなぁ~
周りから蝉の大合唱が聞こえる
行く夏を惜しんでいるかのようであった
東名のトンネルをくぐって橋を渡ると左手に彼岸花の群生地がある
斜面はきれいに刈り込まれていて、彼岸花の出番を待つだけになっている
少し先の方で年配の方がカメラを向けているので、近づいて
「何かあるんですか?」
「ほらあそこに彼岸花の蕾が出ているんですよ」
「そうですか~そうですね いくつも出ていますね」
斜面に目を凝らすとか細い彼岸花が顔を出している
「あと一週間もすれば咲き出すでしょう~ね」と
笑顔を見せながらふれあいの森の方へ・・・
泉の森は人も少なかった お昼前に着いたが空は既に曇っていた
小さい池の周りにこの紅い花が沢山咲いていた
おっと
足元の草むらからバッタが飛び出した
しらかしの家では、今見られるお花の写真が貼ってあった
今日は時間があるから行ってみよう
水車小屋の前を通り、国道246号線の陸橋の下を抜けて森へ・・・
山野草園あたりに花があるかも知れないとキョロキョロしながら進む
途中で汗をかきながら走っている何人かにすれ違った
小さな紅い点々の着いたのが見つかった
カメラで撮って拡大してみると、しらかしのいえで見たのと同じで「ミズヒキ」であった
花が小さくてカメラがピント合せに苦労していた
少し汗ばんできたので痒くなると嫌だなぁ~と思いながら進む
「森のはらっぱ」でウバユリ群生地の案内板があった
周りを見ると枝の先に蕾が付いているのがいくつもある
両手の親指を合わせたほどの大きさで、触ってみると結構硬い
家に帰ってから調べると、ウバユリの実だそうだ
(ついでですが、ウバユリの花はお世辞にもきれいな花だと言えないと書いてあった)
サンシュユの赤い実を撮って見たいと思ったが見当らなかった
しらかしのいえに戻り一休みしていると、ここでボランティアで
炭焼きをしているという年配の方が、この前にあるあの大きな木は
ムクロジと言ってね と語り始めた
見ると梅のような大きさの実が沢山ついている
この青い実が秋になると下にいっぱい落ちるんですよ
その実を乾燥させてから割ると中から濃い紫色の実が
出てきてね、きれいに洗うとつやのある玉になって
それに穴を開けてつなぐと数珠になるんですよ~
「そうですか~ ふ~ん へ~ 」と真顔で聞いていたので
更に話を続けた そして
「ほら~これがそのムクロジの種ですよ」って差し出してくれた
「去年の物ですが どうぞ~」って、2個くれた
手に取るとなるほど小さな硬いきれいな玉であった
時期になると落ちた実を拾いに何人も来るそうだ
ひとしきり話をして「ごゆっくり~」と出て行った
要はムクロジの実は中から硬い種が出てきて
それが数珠に使えるってお話だった
相当な暇人に見られたのかも知れないなぁ~と後から思った
ふれあいの森へは引地川の対岸を通って帰った
ふれあいの森は緑一色の風景であった
この風景も11月末頃になるときれいな紅葉が見れるようになる
(上の写真は昨年の11月22日の紅葉です)
今日は素通りして帰ることにした
2014、9,3 ふれあいの森・泉の森にて
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