ツユクサ(露草)
清楚で素朴なツユクサ、午後には萎んでしまう一日花だそうだ
ツユクサ科ツユクサ属 6~9月に開花する一年草
青色や白、ピンクがあり、何処にでも一面に咲いている花です
花弁は全部で3枚あり、青色の上部の2枚、下部のシベの下に白い花弁が1枚
シベの部分をトリミングして拡大した
【シベは一番短い黄色の3ケ、これは虫を呼び込む為の偽の雄シベで、
少し飛び出した黄色いのは少し花粉を出す雄しべ1ケ、下の一番長いの
が本物の雄しべ2ケ、その雄しべに間にあるのが雌しべ1ケで、雄しべは
合計6ケあり、この長い雄しべと雌しべは午後にはクルクルと巻き込んで
萎んでしまう時に自家受粉する】 そうだ
へぇ~そうなんだ~と見るほどに興味が沸いてきた
ヤブミョウガ(藪茗荷)
泉の森で、展望デッキより「しらかしのいえ」へ向かう道の左手の小高い所に
ヤブミョウガが一面に咲いていた、あまりの数の多さにビックリ~
近くの1本に狙いを定めて撮影した
白い丸っこい花らしいのが沢山付いている
数ミリほどの真っ白い小さな花を撮って見たが良く分からない
暗いバックでギリギリ近づいて撮るがピントが甘い
脚位置を定め脇を固めて狙ってみた 沢山撮っても同じだった
ミソハギ(禊萩)
泉の森の「みどりのかけ橋」近くの小さい池の縁に群生している
ミソハギ科ミソハギ属 の多年草 可愛いピンク色の花
一輪の花の大きさは1cm弱で、花は花弁4~6枚
オシベは12本で その内6本は長く、6本は短い そうだ
次回に行った折、雄しべの様子が分かるように撮って来ます
キキョウ(桔梗)
キキョウは6月中旬開花 多年生で秋の七草のひとつ
膨らんだ蕾が青紫に変わり、裂けて星型の花になる 雌雄同花であるが雄性先熟、
まず雄しべが成熟して(雄花期)、その後に雌しべが開き柱頭が受粉可能(雌花期)となる
これは他家受粉の可能性を高める仕組みであるそうだ 写真ではオシベが5本、中央が雌しべ
オシベが枯れて中央の雌しべが受粉活動を始める
雌しべが開き受粉可能となっている
撮影後にキキョウの雄性先熟の特徴を知ったが、説明用に向く写真が撮れていなかった
開花期が長いので次回にシベ回りを中心に撮って来よう
キツリフネ(黄釣船)
泉の森で、「しらかしの家」から「郷土民家園」へ行く道の途中に群生している
一面に黄色い花が咲いていて、撮った写真を見てもらってキツリフネと知った
船を浮かべて釣りをしているように見える不思議な花だ
ちょうど2年前に、川崎の「東高根森林公園」でへレンゲショウマの撮影後に
森林内を散策中にこのキツリフネを撮った記憶がある
森林のやや湿った林内に生える1年草だそうだ
今回泉の森で撮影したお花達の名前は「しらかしのいえ」で教えて頂いたが
撮影時には、受粉活動など考慮していなくて、シベの様子などが撮れていない
次回に行った折、再度撮影して来ようと思っています
2020、7、16 撮影 泉の森にて
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