散歩中の小さな花壇でハナトラノオが満開になっています。
この時期にはあちらこちらでこの薄紫色の花が微笑んでいるようです。
正面から眺めるより、側面からの方が花の形がよく分かりますね。
長さ3cm 程の唇形の花で、上唇にオシベが4個、メシベ1個あります。
どの花も大口開いて笑っているようです。
オシベが4個長く伸びて、メシベの柱頭が裂開しています。
横から眺めるとメシベの様子が分かります。
ハナトラノオはシソ科の多年草、アメリカ北東部原産で、大正時代に
渡来したそうです。
花が並んで虎の尾のような果穂になって花が美しいのが名前の由来とか。
茎は4角形でしっかりしていて、果穂は4列になって咲き上がっていく。
茎の断面が四角いので、別名「カクトラノオ」とも呼ばれるそうです。
すぐ近くに「タマスダレ」が満開でした。
ヒガンバナ科の球根草、花は3日程で終わってしまうそうですが、
一つの球根から何回か花径が立ち上がって咲く為、長期間楽しめますね。
白い花びらにシベが黄色で、写真写りがとっても良いですね。
花びらが6枚、花径が3~4cm、メキシコ原産、開花時期6~9月。
和名の玉簾は、純白の花を「玉」、葉が集まっている様子を「簾」に
見立てて名付けられたとか。
目元パッチリのこの花は何処においても引き立ちますね。
コメントをいただいても、返信を忘れるなど失礼していたので最近はコメント欄を締めさせてもらっていました。
たろうさんのブログは、きれいな写真で、内容も素晴らしいので楽しみに拝見しております。
今後ともよろしくお願いします。