連日の猛暑日が続いていた折、涼しげな花に出会いました
遠目には一面白色でしたが、近くで見ると上部の葉が密集して白くなり(白覆輪)
株全体が緑と白のコントラストに美しく彩られ、開花時期を迎えているようです
トウダイグサ科 トウダイグサ属の一年草で、草丈は90cm程です。
よくよく見ると、枝先に白い小花が集まっています。
調べると、雌花1個に雄花数個が集合して、総苞に包まれた杯状花序と
言われるトウダイグサ属特有の小花を形成しているようです。
中央には雌しべの柱頭が2裂した花柱が3個あり、その周りを雄しべが
取り巻いています。
受粉後に球状の果実が出来て、小花の外に飛び出しています。
その後出来た果実は外に垂れ始めるようです。(花の真上からの写真です)
更に果実(蒴果)は大きく成長して外に垂れ下がっています。
果実が枯れる頃裂開して白黄色の種子を飛散させ繁殖するそうです。
この種子を取り集め、翌春に蒔くと花を咲かせるそうです。
ハツユキソウはこんな涼しげな株立ちでした。
ハツユキソウの小花にはあまり観賞価値が無く、真夏に白く涼しげな
葉を観賞するのだそうです。ちなみに、名前の由来は葉っぱの緑が
白っぽくなって雪を被ったように見えるのが由来だとか。
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