泉の森で「タマアジサイ」の開花が始まりました。
先月末頃見に出掛けた時に撮ったものです、開花の気配がありませんでした。
蕾の直径は2~3cm で、名前は蕾が球形であることから名付けられたそうです。
他のアジサイは既に終わっているのに、タマアジサイは遅いですね。
花序の展開と共に、苞が脱落して花序が顔を出し始めます。
周辺の装飾花も何枚か出ています。写真の上部に見える
小さな両性花が展開すれば本当の開花だそうです。
装飾花も大きくなって、中央の小さな薄紫色の両性花が開いています。
手前の両性花は散り始めていますが、両性花は花弁が5枚、
雄しべは10本で、果実は3mmほどの球形の蒴果で花柱が残ります。
昨夜の大雨で開花した雄しべが落下しています。
沢山のタマアジサイがあり、開花直前から開花したのまで見ることが出来ます。
日当りの良い所は早く開いて、木陰の多い場所ではまだ球形の蕾が多いです。
しらかしの家(管理棟)から売店へ向かう途中に沢山のタマアジサイが
植栽されていて、開花の順序や様子がとても分かり易いです。
タマアジサイはアジサイ科で、日本固有種、開花が他のアジサイに
比べて開花が遅いのが特徴です。
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