近くのミツマタがなかなか咲かなかったのですが、やっと~やっと開花しました
ミツマタは漢字で三椏(三又とも)、枝が三つに分かれる為ミツマタと名付けられた
ジンチョウゲ科 落葉低木 中国原産、樹皮の繊維を製紙に使うため古く渡来した
花は両性 小花に花弁は無く、10~15mmある萼の先端が4つに裂けて花弁になる
小花が3輪咲いているのもあり、アップで撮ってみました
萼の内側は鮮やかな黄色で、外側は白毛で覆われる 内側にメシベが1つとオシベが8つ
あり、上部にある4つのオシベは表から見える
ミツマタの花は外周から順次咲くそうです 小花のオシベが見えます
花は筒状花の小花30~50個からなり、咲き進むと全体がボール状になる
小花の正面です(花の直径8mm)、 中央にオシベが4本見えます
小花の筒状花(長さ1.5cm)1ケの側面です、萼筒の白毛がビッシリ密生しています
オシベは小花の正面から見える4本と筒状の内部に4本ありオシベは計8本あります
またメシベは筒状の内部に1本あります
小花を縦に半割りしてみました 内部に黄色いオシベがあり、更に中央に
白いメシベと思えるのが見えます、と言う訳で、小花にオシベ8本と
メシベ1本があることが分かった
花後に卵形の果実ができ、6~7月に熟す 緑色で中に種子1粒を含む
6~7月頃にどんな果実が出来るのか、見てみたいですね
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