2017年5月5日(祝) 快晴の今日 「日本一相模の大凧まつり」を見てきました
JR相模線の相武台下駅よりシャトルバスに乗ると、勝坂会場前に着いた
相模川の河川敷で行われる大凧まつりの会場は4ヶ所もあって、日本一の大凧は何処かな?って
貰ったパンフレットで、新戸会場と分かった
相模川の土手の道を少し下ると一際大きな新戸会場が分かった
大きな看板があって、128畳大凧揚げ会場と出ていた
会場の場所は、相模川に架かる座架依橋の少し上流に位置する
土手の斜面にはまっ赤な芝桜が続いていて、土手の上には沢山の
テントが張られ、既に多くの人で賑わっていた
会場になっている河川敷に下りて行くと、こいのぼりがなびいて
青空の下で子供連れの多くの方が遊んでいた
大凧を揚げるのは風次第とかで、いつ始まるのか分からないと言う
大凧の前の人盛りに近づくと、チアーリーダースの演技が行われていて
周りをカメラマンが取り囲んでいた
こいのぼりの下では相州太鼓が始まった
会場に響き渡る太鼓の音に観客が集まって来た
4間凧を揚げますとのアナウンスがあって、会場内に居た人達は
ロープの外に追い出された
大凧の横でこの4間凧が割りと簡単に揚げられた
凧揚げの写真を撮りに来たので、この時とばかりに周りでシャッター音が鳴り響いた
4間凧は空中で舞っていた
今の凧を引っ張っていたのを望遠で見てビックリ~
アメフトかラグビーの選手のようで、頑強な男達だった
大凧を上げるには強い風が欲しいとの事で
暫らくお待ち下さいとのアナウンスが流れた
テントの中にいた半被を着た人に聞くと、
「とにかく今日は揚げますよ、風が無くてもやります」との強いお話しだ
午後になって、いよいよ始まりそうだ
一回目は少し揚がったが直ぐに落下、2回目も揚がりそうだったが落下した
大観衆が見守る中3回目が始まった
10人余りの人で凧を持ち上げて、風が来て浮いてくれるのを待っている
128畳の大凧は
大きさ 14,5m四方
重さ 約1ton
綱の長さ 200m
凧揚げ要員 80~100人
風速 10~15m
といずれも日本一にふさわしい大きさのようだ
綱引きは準備完了 前後左右の何人かの旗の合図で綱引きが始まる
今は赤旗が揚げられている
今か今かとカメラを構えている~~ 白旗に変わった~ さぁ~始まるぞ~
来た~来た~風が来た~ カメラを構えていても背中に風の強さを感じる
大凧が立った、少し浮き上がった
本部からの大きなアナウンスで、 わっしょい~わっしょい~と大声がかかる
引き手が一斉に引き始めた
浮上がってくれた~ 128畳もある太凧が浮上がった
もっと揚がれ~もっと揚がれ~ 観衆の目は大凧に注がれている
この一瞬を逃がさないようにとカメラ持つ手も緊張する
ワッショイ~ ワッショイ~ わっしょい~ 本部からの大きな声が聞こえる
揚がった~ 揚がった~ 良かった~・・・(ホッ)
青空に揚がった大凧をカメラに収めることが出来た
「輝星」と書かれた128畳の大凧が青空の中を泳いでいる
周りの観衆からは大きな拍手が聞こえた
頂いたパンフレットによると
相模の大凧は、「かながわ民俗芸能50選」に、「かながわのまつり50選」に選定されている
また、相模の大凧文化保存会では、伝統文化の保存・継承が認められ、平成16年11月に
神奈川文化賞を受賞しました、 そして平成22年4月相模原市指定無形民俗文化財に指定
されました と書かれていました
帰りの新緑の土手の道を歩きながら
この大凧揚げは7~8年前に見たことがあったが
その時の記憶に比べて、大きな規模に発展していて
今日の大凧を撮ることが出来てとても良かった
2017、5、5 撮影 相模の大凧まつり会場にて