四季の風景

横浜近郊の風景や鎌倉~江の島へ時には神奈川県内のあちらこちらへ写真を撮り歩いている「たろう」のフォト日記です。

・ 横浜こども植物園 野草園~花木園へ 2020

2020年10月17日 | 花 1

前回の続きです 果樹園の後、野草園へやって来ました

広いグリーンいっぱいの広場です

右手の斜面一面に沢山の野草が植えられていて、どの野草にも名札が付いています

どんな野草があるのか?と来春に再来する為にも下見を兼ねて見て行こう

 

右手の斜面の咲いている花を撮りながら進みます シラヤマギクです

右の名札のサムネイルをクリックすると大きく表示されます

 

 

小さな可愛い花が一面満開です 名前は「サクラタデ」

 

近づいて見るときれいな歯ブラシのようだ 名前は「イヌショウマ」 

 

ノアザミかと思ったら、「ノハラアザミ」でした

ノアザミは春に咲き、ノハラアザミは初夏から秋まで咲いているそうだ

まだまだ沢山あったが、名札が付いていても咲いていないのが多い

 

野草園を切り上げてすぐ隣の花木園へ移動しました

名前は「ロサ ロクスブルギイ ノルマリス」 別名「ヒメサンショウバラ」ですって・・・

 

大きな樹の足元にカレンボクの名札があって、見上げると花でなく実が出来ていた

調べてみると、原産地は中国雲南省 落葉高木で夏にクリーム色の花を咲かせる

ミズキ科の植物で、別名「喜樹」とも言われる この樹には薬用成分として果実や根、

植物全体にカンプトテシンという抗がん作用のある物質が含まれる と書かれていた

すぐそばに薬草園の案内板が立っていた 花木園から続いてこの辺りが

薬草園だった 道理で「カレンボク」が植えられていたんだ

 

菊に似た黄色い花が咲いていた 「キクイモ」の名札がある

調べてみた キク科の多年草で草丈2~3mと大きく、菊に似た花を

9~10月に咲かせる 10月末に地下の茎が膨らんだ塊茎(塊根)

を食用とする デンプンが殆ど含まれず、低糖質・低カロリーであるので

糖質制限やダイエットに適した野菜として注目されている と書かれていた

 

小さな白い花 名前は「シロバナゲンノショウコ」

植物園を出てからの道々にコスモスが咲いていました

横浜こども植物園を足早に一回りしましたが、植物園らしく、

どのお花にも名札があって、丁寧な説明もあり大変勉強になりました

お花が一番咲き揃う来春にもやって来たいと思います

★ 事務所の裏手に「緑の相談所」があり、撮影したお花の名前を

丁寧に教えて頂きました またメールでの相談もOKとのことです

メールアドレスは、HPに出ています

2020、10、12 横浜こども植物園にて

 

 

 

 


・ 横浜こども植物園 バラ園~果樹園へ 2020

2020年10月16日 | 花 1

前回の続きです 柿展の後、園内を一回りと思って、バラ園に来ました

お天気が回復して青空が見え始めました

園内を見渡してもバラはまだのようですが、幾つか見つけました

秋バラはまだだと期待していなかったのでピンクと赤があって充分です

 

もう一つ赤いバラが咲いていました 「グルス アン テプリッツ」の名札

 

ドーム型の休憩所の柵に可愛いつるバラを見つけました

淡いピンクで可愛いですね 「フィリス バイド」の名札がありました

 

これも可愛いオレンジ色のバラの実です 名前は「ポールズ ヒマラヤン ランブラーズ」

ドーム型の休憩室に腰を下ろしてバラ園を眺め、秋バラは11月頃でしょうか

バラ園のそばの大木に初見の「くるみの実」がぶら下がっています

熟すと割れて中からくるみが出てくるそうです

バラ園のそばの果樹園に来てビックリ~果樹園と言うから何か季節の果物でも

あるのかと想像したのですが、広い果樹園の中は柿の木ばっかりです

今がシーズンでオレンジ色の柿が沢山出来ています

1本毎に名札が付いていて、今が食べ頃のようです

先程見学した「柿展」に並べていたのは、ここの柿だったのか?なぁ~

通りに近い所に「トキワガキ」がぶら下がっています

果樹園内を巡り、次の野草園や花木園へ回ります

2020、10、12 横浜こども植物園にて

 

 

 

 


・ 横浜こども植物園 「柿展」を見て来ました 2020

2020年10月14日 | 展示会

2020/10/12 「柿展」を見て来ました

柿展があると知って、ここ横浜市こども植物園へやって来ました

入口より緑の多い通りを眺めながら展示館へ向かいます

こども植物園のHPでの柿展のお知らせには、「コロナ感染防止の為

会場内は一方通行とし、また入場制限も行います」と書かれていたので

混雑を予想したのですが全く外れて、会場内は数人しか見掛けません

右側の柿展の説明版を見ながら入って行く

柿は植物学的にはカキノキというそうです

柿の品種名と原産地の一覧表があり、神奈川県では唯一「禅寺丸」という

柿がありました 我が家の庭の甘い「次郎柿」の原産地は静岡県でした

もぎたての柿が名札と共に展示されています 禅寺丸の原木は今も健在で、

川崎市麻生区の王禅寺の古木を訪ねるルートマップまで展示されています

殆ど知らない名前ばかりで、大小や形の変わったのもあります

甘柿、渋柿や甘さ中間の渋柿など色々あるんですね パネルには、渋柿の

渋を抜いて甘くする方法など多種の用途まで詳しく説明されています

説明版を読むには時間が掛かるし、説明員が居ないので所々拾い読みで通過します

カキノキは硬くて割れやすく加工が難しいと言われているそうで、カキノキの

黒味を帯びた材(黒柿)を利用した工芸品がショーケースで展示されています

工芸品には、懐刃、銘々皿、印鑑、小箱など数多くの身の回り品が作られたようです

 

こども植物園の園内マップです クリックで大きく表示します

柿展は~10月30日までの開催です

★植物園内には、果物園、バラ園、野草園、花木園、薬草園があり

この時期は花などは少ないと思いましたが、見て回ることにします

★横浜こども植物園のHPは こちら

2020、10、12 横浜こども植物園にて

 

 

 

 


・ 宮沢遊水地 ススキ ハナミズキの赤い実 コブシの赤い実 2020

2020年10月13日 | 花 1

今日は久しぶりの青空で、日差しが強く暑くなりましたね

午後から、遊水地を一回りの散歩にやって来ました

ススキも大きくなっています

めがね橋近くでススキの群生を見掛けました

開花の始まったススキで、穂先がなかなか出られません

何じゃこれ?と眺めると、ススキの穂が団子になって誕生間際です

まだ穂が完全に開いていません ススキの誕生も大変なんですね

チリチリになった穂が時間を掛けてまっすぐに伸びるんですね

こんな風景を始めて見てススキの誕生が分かりました

めがね橋の袂でシュウメイギクがまだまだ元気に咲いています

橋の欄干近くで白い可愛いバラが咲いています

土手のハナミズキに赤い実が沢山付いています

おっと・・・今日は赤い実が出来始めた 観察していたコブシの実です

でこぼこした赤い袋に入っていたのがいつの間にか赤い実が飛び出したんですね

枝先には新しい芽が出ています

土手の散歩道にフヨウが足元に咲いています

お花や樹の観察をしながらの散歩は自然と足が進みます

2020、10、13 撮影 宮沢遊水地にて

 

 

 

 


・ コルチカム満開 2020/10/3

2020年10月10日 | 花 1

通り掛かった近くの公園で「コルチカム」が満開になっています

花は一重で、鮮やかな紫色がかったピンク色で可愛いですね

立ち寄って撮って見ます 下から見上げましたら葉も無い所から咲いています

彼岸花と同じようですね

更に近づいてみました 始めて見るのでキレイ~キレイ~珍しい~

花の真上からの眺めです

公園の中の小さな花壇の通り道です いつも花を咲かせています

公園の外側の道に出て眺めると、彼岸花越しに見られます

彼岸花の間よりコルチカムが見えています

キバナコスモスを入れて撮って見ます

再度真上から撮って終わりにします

コルチカムはユリ(イヌサフラン)科、和名はイヌサフラン、

別名:オータムクロッカスとも呼ばれる球根植物だそうです

ヨーロッパ原産、大きさは15~20cm、9月~10月に開花、

球根をガラスコップに入れておくだけでも花が咲くそうです

20、10、03撮影 近くの公園にて

 

 

 

 


・ 小出川 彼岸花 2020

2020年10月08日 | 花 1

【 2020、10、6 撮影 】

今年の彼岸花は相当遅れているらしいとの情報で、お天気が良くなる日を待っていた

久し振りの晴天がやって来た 明日からまた下り坂らしいので今日行くことに決めた

大黒橋をスタートして新道橋辺りから折り返すことにします

彼岸花のピークは少し過ぎたようだ 田んぼの稲刈りも進んでいる

いつもこのS字カーブがすばらしい

青空に白い雲も出始めた 今日は人が少ない

途中、稲刈りの真っ最中~、コンバインの作業中でこの機械はすばらしい

カミソリのような歯で稲を刈り撮り、脱穀や選別、袋詰めなど自動でこなす

収穫した穀粒は袋詰めし、藁は裁断して田に放出、運転手はかじ取りだけで

とても楽ちんだ 余りの手際良さに感心しながらしばし彼岸花を忘れていた

新道橋あたりで折り返し、対岸を引き返す 大きな樹の木陰で一休み

青空バックに彼岸花を見上げる

お昼頃になって人が多くなってきた

きれいな白い彼岸花を見つけた

対岸の彼岸花をバックにして赤い彼岸花を撮る

またまたきれいな白い彼岸花を見つけた

新しいシベをアップ狙いで撮る

今日は北風も手伝って暑くならずに楽だった

★ 参考までに、昨年の彼岸花は こちら

201006 小出川にて

 

 

 

 


・ 泉の森 ナラ枯れ 2020

2020年10月06日 | 樹木

【 泉の森のナラ枯れ 】

 

あちらこちらのどんぐりの樹に「ナラ枯れ確認済」の札が掛けられている

樹の足元にはフラスがいっぱい

この木にもフラスが沢山積もっている

【フラスとは:樹を枯らすカシノナガキクイムシが樹に孔道を掘った木くずや糞など混りもの】

ここは「しらかしのいえ」の前のテーブルのある休憩場所

樹に2本のテープが巻かれ「ナラ枯れ確認済」の札が掛かっている

ここは木陰にはテーブルがあるので、休憩場所として多くの方が利用します

しらかしのいえの前の通りからは、ナラ枯れした樹木がはっきりとわかる

大きな樹が茶色くなって枯れている あぁ~ナラ枯れか・・・

山野草園への途中でも枯死して茶色くなっている

クヌギの森へどんぐりを見に出掛けた折も、樹にテープで

ナラ枯れと書かれた札が何本も見掛けた

とても大きな樹が茶色く枯死するのはとても可哀想で耐えがたい

林野庁のHPよりの抜粋ですが、全国ナラ枯れ被害量の推移がグラフ化されている

20年以上も前からナラ枯れ被害が始まっているが H22をピークに次第に減っている

★神奈川県では2017年H29年に6ケ所で240本の被害が初めて確認されたそうだ

ナラ枯れの発生メカニズムは

カシノナガキクイムシが樹体内に産卵し、同時に持ち込むナラ菌により樹木の

導管が目詰まりし、通水障害を起こすためにナラ枯れが発生する

カシノナガキクイムシの雄と雌 大きさは5mm

   

樹体内で成長、羽化した新成虫がナラ菌を付着し

別の健全なナラの個体に移動することにより被害が拡大する

★林野庁のHP「ナラ枯れ被害」には、発生状況、ナラ枯れ発生

メカニズム、ナラ枯れの防除方法等が記されている

★林野庁のHPは こちら

★神奈川県自然環境保全センターのパンフレットは こちら

★ナラ枯れに関連する情報(80件)は こちら

みどり多き森林の大木が枯死するのはとても可哀そうである

駆除や防除は山林故とても大変な事と思われるが駆除願いたい

2020、9、13 泉の森にて

 

 

 

 


・ 和泉川 コスモス見頃 2020

2020年10月05日 | 花 1

青空にススキ~宮沢遊水地も秋らしくなってきました 和泉川に沿って散歩します

早速白い雲がやって来ました 見頃になったコスモスを入れてパチパチ・・・

今年はキバナコスモスが多いようです

こんな可愛いコスモスが咲いています

コスモスにはやはり青空バックがお似合いですね

風雨に叩かれても起き上がって咲いています

ペアルックも良いですね

オレンジ色のジニア、強い日差しに負けず満開です

川に沿って散歩をしていると、所々にコスモスに出会います

カメラを向けると笑っているように見えます

2020、10、2 和泉川にて

 

 

 

 


・ 東山の水辺 彼岸花満開 2020

2020年10月04日 | 花 1

2020、10、2 撮影

和泉川の東山の水辺では彼岸花が満開です

きれいに手入れされ、赤白が咲き競っています

川の左岸が紫陽花で知られたアジサイロードです、右岸が桜並木です

その中央を和泉川が流れています

時折散歩の方が通ります

林立する彼岸花を見上げました

赤白の絵模様のようです

白色をアップしましたが、咲いたばかりのようです

対岸のコスモスですが、和泉川に沿ってあちらこちらに

咲いています

2020、10、2  和泉川にて

 

 

 


・ 秋の里山ガーデンフェスタ お花たち 2020

2020年10月02日 | 花 1

前投稿の続きです お花たちをピックアップしました

今回の「秋の里山ガーデンフェスタ」でコスモスが一番多く咲いていました

頂いたパンフレットには19品種の写真と名前が出ています

シュウメイギクは大花壇のあちらこちらで見られます

秋の彩はコスモスが一番~ 品種や名前よりコスモスの持つ風景がステキです

ケイトウのシャロンです ケイトウも沢山の種類が咲いています

これは何だろうか?太陽に透かすと輝くようで、触ると柔らかくフカフカしています

調べてみました、名前は「ミューレンベルギアカピラリス」、霧のような赤味を帯びた

穂が咲いている状態だって、イネ科の耐寒性宿根草、原産地はアメリカ東南部

調べながら、変わった花もあるもんだ~って、感心しました

センニチコウ

白、ピンクやキバナコスモスがステキな雰囲気をつくってくれています

キャットウィスカー:シソ科の多年草 原産地はフィリピン、猫の髭を連想

させるため名付けられた、観賞用や利尿剤の漢方薬として用いられる

 

 

あれ~これはミニトマト・・・と思ったが、鑑賞用ナスだって

パンフレットの写真より、サルビア ファリナセアストラータかな?

ワンコ好きな方が撮影中~傍から撮影させていただいた

パンフレットより、鮮やかな色の鑑賞用トウガラシ

色とりどりのコスモスに囲まれて

チョウが目の前のキバナコスモスに止まった

チョウの小さな冊子では名前はわからず、残念~

追記)このチョウの名前は「ツマグロヒョウモン」のメスと教えて頂きました

2020、9、28  撮影 里山ガーデンにて