四季の風景

横浜近郊の風景や鎌倉~江の島へ時には神奈川県内のあちらこちらへ写真を撮り歩いている「たろう」のフォト日記です。

・ クリの花と実(イガイガ栗) (2021/06/09)

2021年06月14日 | 樹木

いつも散歩で通る畑のある道で、大きな木が一面真っ白になっている

いつもは素通りするが、今日は時間にゆとりがあって立ち止まって眺めた

どんぐりの時に眺めたのと同じような穂状花序が沢山垂れ下がっている

枝が通りまではみ出していて、花が目前にまであるので撮影はとても楽ちんです

近づいて見ると小さな花が一面無数に出来ていて、なんの木かな?

見渡すと、小さなイガグリが出来ていて、昨年のクリのはじけた殻が

木に引っかかっていて、これは間違いなく栗の木で、これはその花か?

穂状花序の根元辺りに小さなクリの赤ちゃんが出来ている

クリの花と実についてネットで調べると、沢山の説明がヒットした

花と実について簡単な説明でブログに投稿するには今手持ちの写真だけでは

不足するので、幸いに近くの場所なので、再度撮影に行って来て原稿を続行

クリはブナ科の落葉広葉高木、5~6月に開花、クリは雌雄同株ですが、雌雄異花で

雄花と雌花のある風媒花です クリの花は穂になって咲くので花穂と呼ばれ、花穂には

雄花だけをつける雄花穂と帯雌花穂と呼ばれる雌花と雄花の両方をつける2種類がある

上の写真は帯雌花穂で穂状花序のつけ根に数個の雌花があり、受粉して根元辺りに

小さな赤ちゃんクリが出来ている

こちらの写真も帯雌花穂で穂状花序のつけ根に小さなクリが出来ている

この写真でも、枝の左右に帯雌花穂があり、穂状花序のつけ根に小さなクリが出来ている

小さなクリが出来るとその先の穂状花序は枯れて落下する また雄花花序は花の時期が

過ぎると枯れ落ち、イガ状になった雌花が目立つようになる

実際にクリの木の下には沢山の枯れた穂状花序が落ちていた

手前のクリはもうすっかり成長して大きくなってきている

奥側の2ケは枯れた穂状花序が付いたままだが、その内に風で落ちるでしょう

以上の様子を、簡単に説明すると

『クリの花には雄花のみの花穂と、雌花と雄花の両方つける帯雌花穂の

2種類あり、これらが風に吹かれて受粉して、小さなクリの赤ちゃんが生まれる』

クリの収穫は9月初旬~10月初旬です

その頃に、大きくなったイガグリを再度眺めてみたいもんですね。

 

 

 

 


・ 花ショウブ満開 マテバシイ花と実 タチアオイ (2021/06/09))

2021年06月12日 | 花菖蒲・あじさい

満開にはまだ早いかもと思いつつ立ち寄った散歩中の公園で、ビックリ~満開だ

暫く暑い日が続いたので一気に開花したようだ

今日も日中の陽射しが強く、ハナショウブもお疲れ気味かな

近づいてアップ狙い、まだまだ元気そうだ  昨日大船フラワーセンターで

暑い日差しの中で、少ない花ショウブを見てきたばかりだったのに~ 

白色のハナショウブもあった この公園の花壇の花は目線が高く撮りやすいので

散歩中に良く立ち寄っています 今日は偶然にも満開で良かった良かった~

この公園でマテバシイ(どんぐり)を撮ったのを思い出して

見上げると、花がいっぱいで満開だ

とても大きな木で枝垂れた枝を撮って見る 木の葉っぱから樹木の名前を

知ることができるそうで、最近は花と葉っぱを撮ることにしています

穂状花序を見ると小さい花がびっしりと並んでいる

この枝には昨年出来た小さなどんぐりが沢山付いている

昨年の9月、どんぐりに興味があった折、この木の名前や

どんぐりについて調べたことがあった、名前はマテバシィだった

このマテバシイの記事は こちら 

市境を流れる境川でタチアオイが見頃を迎えている

青空をバックに撮ろうと出掛けたが、タチアオイがイマイチだ

土手の斜面にチラホラ咲いているが今年の出来は悪そうだ

白いタチアオイが青空に向かって咲いていた

こんな色合いのも咲いていたのを見つけた

嘗て開成町の「アジサイまつり」でタチアオイを撮影したのが

とても印象に残り、この時期になると気にして探しているの

ですが・・・しばらく観察を続けよう

 

 

 


・ 大船フラワーセンター スカシユリ、トチノキ など (2021/06/08)

2021年06月10日 | 花 1

一面にオレンジ色のスカシユリが満開です

黄色のスカシユリも沢山開花しています 

更に右に移動すると満開の「ブッドレア」が目前に・・・

グリーンハウスをバックにスカシユリのステキな風景です

「透百合」の名前は、花被片の付け根が細くなっていて隙間があることに由来する

桜広場ではハスの鉢が沢山並べられていますが、蕾はまだ一輪だけでした

ハスの早朝7時からの開園が7月3日(土)から行われ、約240種の

ハスの鑑賞が出来るそうです(HP参照して下さい)

ピクニックグラウンドでは一面白い花が咲いた大きな木があり

これは何の花だろうか?と思案、近くの名札で「アエスクルス・パルビフローラ」

南東アメリカ原産、6~7月頃枝先に20~30cmの穂状を直立し、

白色の雄しべが目立つ筒状の花を多数つける

通りがかった方が、分かりやすく言えば、アメリカのトチノキだと教えて頂いた

すぐ近くに大きな「トチノキ」があった 栃木県の県花で、トチノキ科落葉高木

樹高20~25mにもなる 近縁種の西洋トチノキのことをフランス語で

「マロニエ」と呼ぶため、「マロニエ」と通称されることもある

調べてみました 

花は5~6月に咲き1~2cmの小さな花が集まった花穂が円錐状になるのが

特徴でとても美しい花だそうです 初秋に実が出来て熟すと割れて種子を落とす

この種子には有毒成分サポニンが含まれ、古来よりアク抜きをして食用に

して来ました 通称「とちの実」と呼ばれます

写真のようなトチノキの大木が4本あり、花を探しましたが見当たりませんでした

大きなネムノキに目立つピンクの花が咲き始めていました

グリーンハウスの出口で見掛けた「ほこばヤトロファ」

今日の温室内は暑くて素通りでした

スイレン池の噴水近くで涼しそうに澄ましていました

 

 

 


・ 大船フラワーセンター 花しょうぶ & バラ (2021/06/08)

2021年06月09日 | 花菖蒲・あじさい

やっと朝から青空が顔を出したので出掛けました

今日は気温が上がって夏日になるって予報で言ってたが日差しが強いね

スイレン池の噴水はせめてもの救いです 花ショウブを見に行きます

毎年花ショウブ撮影に悩まされるんですが、今年は数がとても少ないです

「夕陽」

「紅公子」

「水の光」

「口紅」 真っ白で清楚な感じ

数が少ない上に出来も悪く華やかさが足らないって感じで、拾い撮影です

バラ園へ移動

バラは既に終わっていると思ったが、入り口で聞くと2番花が咲いていると言う

こちらのバラ園の2番花も痛みが多くて、選びながらの撮影です

もともとバラは終わっていると諦めていたんですが、撮れるだけまぁ~いいか

ピンクのミニバラがキレイでしたが、アップで撮るとガッカリなんで・・・

ステキな真っ赤なバラに出会いました

沢山の中から選び出した淡い黄色です

毎年見掛ける花びらの外側がピンク色で可愛らしいバラです

傷みも無くて、更に蕾も沢山付いていました

時折園内アナウンスで「気温が上がっています 水分補給や休憩を・・」と

このあと、スカシユリの方へ回ります 続きます

 

 

 


・ 瀬谷本郷公園 ナツツバキ、カリンの実、マテバシイ花と実、ヤマボウシの実 (2021/06/05) 

2021年06月08日 | 花 1

瀬谷本郷公園でアジサイ撮影後、いろいろな季節の花にめぐり会えた

中国原産 バラ科の「ナツツバキ」落葉広葉小高木 別名シャラノキとも言う

花弁が5枚 6~7月開花 秋には紅葉する 10月頃実が熟し5裂して種を飛ばす

横浜植木の準オリジナル品種「アルストロメリア」 開花しているのを見たかったね

「箱根ウツギ」がまだ咲いていました

日本固有のブナ科の常緑広葉高木「マテバシイ」です  大きな木に花が沢山付いていて

その花の部分のみ写しています 毛だらけになっているのは穂状の雄花です

アップで眺めると小さな雄花が密集して咲いていて毛はオシベです

雌花の下に既にマテバシイ(どんぐり)が出来ています、どんぐりは生で食べる

こともできるそうですが、一般には炒めたり焼いたりして食べるそうです

名前の由来は「待てば椎のように美味しくなる」という意味で付けられたそうです

ヤマボウシの実(集合果)が大きくなっています

実をアップしました 実の小さな一つ一つの花が咲いて結実した直後のようです

ツンツン出ているのはメシベがまだ残っています

この一つの集合果は熟すと親指ほどの赤い実となって食べることができます

ハナミズキの実です、 一つ一つが結実しています 

早く大きくなったのもあればまだ小さいままのもあります

秋には赤くなってステキな実になります

「かりんの実」が沢山出来ています のど飴やカリン酒など薬効成分と共に

芳ばしい香りを活かした加工に用いられます

4月にはとても可愛いピンクの5弁花が咲きます

 

 

 


・ 瀬谷本郷公園 アジサイ見頃 (2021/06/05)

2021年06月07日 | 花菖蒲・あじさい

アジサイが見頃と知って、瀬谷本郷公園へ出掛けたんですが、生憎の曇天だったのが

お昼近くに青空が顔を出して明るくなってきた

公園の入り口からアジサイがあり、既に見頃になっている

この先へ進むと桜並木で、八重桜満開の折に桜の名前や桜の性質など調べた所です

アジサイは公園の外周に植栽されて、歩行者も楽しむことができます

近づくとキレイな青いガクアジサイです

歩道に沿って垣根風に延々と続いていて涼しそう

公園の中に入って行くとピンクのアナベルが満開だ

広場では子供たちが戯れ、桜の下では家族連れが楽しそうです

八重のガクアジサイです 涼しげな清楚なアジサイですね

ピンクのガクアジサイ 赤は目立ちますね

公園への行きがけに見掛けた「おたふくアジサイ」だって、笑っているようです

花弁が内側に巻き込んで独特の表情で、撮りながら微笑んでしまいました

外も内にもシベが乱立していますが特に額のシベは可愛いです

広場の外周には百合が植えられていますが、開花は1週間後ほどだそうです

百合の名前を聞いたんですが、窓口の方は「調べておきます」と

今月中旬頃には見頃かも・・・

 

 

 


・ 東山の水辺 ミズキの実 & クルミの実を発見 (2021/05/31)

2021年06月06日 | 樹木

散歩の途中に「ミズキの実」を見たいと「東山の水辺」に立ち寄った

そうしたらなんと「クルミの木」も発見しちゃいました

和泉川沿いのミズキの大木に~花後の実が見れるかな?と

見上げると枝先に小さな実が沢山出来ています

20mほどの大木の上から下まで、小さな実が鈴なりです

ちょうど1ケ月前のミズキの花が満開時の写真です 小さな花が無数にあった

小さな4弁花、その時これが結実したら大変な数になるだろうと思ったが・・・

近くにあったミズキの木にも同じように小さな青い実が鈴なりでした

この青い実が熟すとどうなるんでしょうかね また継続観察です

ミズキの大木に並んで、近くの大木にこんな大きな実を発見!!

何でしょうかね?と写真を撮っていると、ご年配のお爺さん連れが通り掛かり

「これはクルミの木です」と教えてくれ、更に「熟す9~10月頃には落下するので

クルミを割って食べるんだとか・・・」感心しながら聞いていると

お二人さんが笑いながら熱心に話してくれた

調べてみた クルミを割って・・と聞いて大凡の見当はついたが

クルミはバラ科の落葉低木の総称、また核果の種子を加工した

食用のナッツを指す, 美味しくて良く食べていたやつだ

 日本で自生するクルミで食用となるのはオニグルミだけだそうだ

大きな葉っぱの影に隠れるようにぶら下がっていて、重みで枝が垂れている

20mほどのクルミの木の下で見上げて撮った 今日はまた一つ勉強になった

ここ東山の水辺は「アジサイロード」として知られているが、紫陽花はまだ咲いていない

東山の樹林へ入って行くと、オレンジ色の実を発見!!

写真に撮って、調べてみると、バラ科の落葉低木「モミジイチゴ」で

開花は3~5月、球形の集合果で橙黄色に熟す果実は食用になるそうだ

クルミの木もモミジイチゴも花の撮影が出来ず残念だったが

今度はどんな花か期待して撮影したいと思いつつ引き上げた

 

 

 

 


・ 横浜こども植物園 季節のお花たち(2021/05/29))

2021年06月04日 | 花 1

アジサイ園の後、バラ園へ来ました 見渡すとバラは終盤を過ぎています

ベンチの背後の格子にあったステキなツルバラで

名前は「キューランブラー」、花弁の中央は白色一重咲き

金色の雄しべが魅力的です 1913年イギリス キュー植物園作出

鉢植えからこぼれそうなミニバラ「ピンクドリフト」、フランスのメイアン社が

20年掛けて開発したバラですって、寒暖に強く耐病性に優れ、花付き良く

コンパクトにまとまる理想のばら~

キレイなバラが見付かった、名前は「ウイズリー2008」、繊細な魅力を持つ

八重のバラです シャローカップ状の花は径8cm程 ロゼット咲です

外側の花弁が薄いソフトピンクです

ベンチの後ろに大きな花が咲いていて名前は「ハアザミ」です

キツネノマゴ科 地中海地方原産、日本には観賞用として明治時代に渡来、

キク科のアザミとは別種です  珍しい花なのでアップで撮ります

高さ90~120cm程になる大型の常緑多年草、

6~9月頃丈夫な花茎を直立させ密な穂状花序をつける

野草園へ移動

ベンケイソウ科の多年草「キリンソウ」です、茎の先端部分に黄色い小花をつけます

サクラソウ科オカトラノオ属の「ハマボッス」で越年草、海岸に育つ海浜植物

期待した野草園は花の時期外れ~名札は沢山あっても花が終わっていた

花木園へ移動

 

何だ~この木は?不思議な木だなぁ~名札は「カムリノキ」と書かれて、ネット検索では

ヒットせず、「カスミノキ」でヒット、ウルシ科の落葉小高木、ヒマラヤ、中国に自生する

開花後に花柄が糸のように長く伸びて、全体が糸のように長く伸びて全体が柔らかな

モヤモヤした羽毛状になる 写真は花後の姿です

バラ科の「カジイチゴ」 温暖な地方を好む半常緑低木、5月頃実る

オレンジ色の集合果実は食用となる 花期 4~5月

マメ亜科の多年草の「クララ」 漢方薬に使われる薬用植物

高さ1mほど、初夏に黄緑色の花を咲かせる 長さ7~8cmの

円柱形の豆果が出来、薬草として使われている

いつの間にか薬草園へ来ていたようです

赤い色が目についた「ダンドク」です アメリカ原産のカンナ科の多年草

現在は園芸用として栽培されている カンナより花は小さい

まだまだ小さい花など咲いていた 薬草園は面白いが時間が

無くなってきた 引き上げよう

帰り道は緑いっぱいの小道からアップダウなしでバス通りへ出られます

この植物園では色んな花木に出会いついつい撮影に夢中になってしまった

バスの時間に間に合いそうなので帰ります

 

 

 


・ 横浜こども植物園 ヤマアジサイ展 & アジサイ園 (2021/05/29)

2021年06月02日 | 花菖蒲・あじさい

横浜こども植物園へ「ヤマアジサイ展」を見に来ました

事務所前の広場で、テントがあってすぐに分かった

テントの中に30鉢程並べられ、人もチラホラ来ていました

「村娘」(ムラッコ)

「屋久島紺照木」(ヤクシマコンテリギ)

「揚羽蝶」(アゲハチョウ)

「美方八重」(ミカタヤエ)

「富士の滝」(フジノタキ)

ヤマアジサイってさっぱりしたアジサイですね もっと豪華な展示かと期待して

来たんだけど、少々ガッカリ気味でした アジサイ園へ移動します

アジサイ園です 結構沢山咲いているので見て回ります

すぐに目についた「クレナイ」 アジサイ科 ★ヤマアジサイ

「ラブユーキッス」おしゃれな名前ですね

トンネルの下で見上げて出てくると「ツルアジサイ」って名札があった

アジサイ園の風景です、珍しい品種のアジサイが多く植栽されていた

曇りがちの天気でしたので、人がパラパラ見かける程でした 

この後、バラ園・野草園~花木園へ移動しますが、この時期では遅すぎかも

と思いつつ見て回ります 続きます