昨日、20年前にその担任だった卒業生が訪ねてきた。
その前日、久しぶりに近況を尋ねるメールが届き、返事で実は近々入院していたこと、今退院したものの回復期にあることを伝えた。すごく驚いた様子だった。
私の体を案じた彼女が明くる日、豪華な花をもって訪ねてくれた。
この子も実は突然声が出なくなるという病気で苦しんでいる。
会話は私の音声による言葉に対して、彼女は持っているタブレットの画面に指で文字を表示。
声を失うほどの身体的精神的な苦労を重ねていたようだ。私も妻もよく知っている子だから、「孤立無援」の空しい闘いではない。非力ではあっても私たち夫婦は絶対応援するので頑張ってと励ました。
もちろん、来訪は私の体を心配してのこと。その有り難さは深く身に沁みた。
そして、別の友人が訪ねてきた。人から体調不調の様子を聞いたので駆けつけたという。
奥様は自家製で臼で搗いたモチを入れたぜんざいをもってー
こんなつまんない男を心配してくれる人がいる。
言葉に尽くせぬ感謝の思いである。
ありがとう