おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

不気味な沈黙ーISIS

2015年01月31日 09時55分57秒 | 社会
一昨日、今年二度目に立ち寄った湯、「耕きちの湯」。やっぱり最高だった

日本人皆が深く心配している拉致されている後藤健二さんの解放。

ヨルダンに収監されている死刑囚との人質交換という厳しい条件を突きつけ、さらに期限を24時間と通告しておきながら、時間が過ぎても何ら進展なしの状態。

日本国民にとってもヨルダン国民にとっても、胃が痛い状態。

ISIS側は捕虜である後藤氏と女性死刑囚の1対1の交換を通告。パイロットはもし1対1の交換ができなければ殺すぞと脅しのネタにしている。

しかも本当に生存しているのかは不明。

あの残虐非道な首切り集団、自分達を空爆した爆撃機のパイロットを憎悪を抑制してこれまで生かし続けているだろうか?このパイロットは国家の命令とはいえ直接戦闘行為に参加している人。後藤氏は中立のジャーナリスト。

二人の立場が全然違うのだ。

日本はISISと直接的利害関係はないのだから、日本の刑務所に拘束している人質もいない。だから交渉する「手」は金の提示しかない。

2億ドル説が立ち消えになったので、交換といってもヨルダン政府・国民への他力本願。

ISISの戦略はヨルダンと日本との友好関係にヒビを入れること。今のところこれは功を奏しているかの見える。

きちんとした「国家」であれば、その政府と日本国政府が直接交渉できるのだが、折衝するパイプさへないというのだから、政府も苦悩が深い。

どんな宗教でも他人の生存を脅かすような行為は戒めていると思うのだが(イスラム教の教義内容は詳しくないけどー)、「神の名のもとでの殺人」は許すべき行為ではないと思うが・・・

実際の歴史は十字軍にしても、ナチスのユダヤ弾圧ホロコーストも信長の比叡山焼き討ち、あるいは一向宗徒への弾圧といっぱいある。

宗教って何なのだろう?


考えてみると