Covid-19のせいでフラストレーションが溜まっている。タイ王国は渡航条件を緩和したようだが、最近の急激な円安で行くに行けない状態である。
過日、王塚古墳と竹原古墳の装飾壁画が見たく、北九州へ行ってみることにした。合わせて途中の山口の古代関連施設も巡った。ここでは行先を紹介し、個々の内容については後日紹介したい。先ず行先は下のGoogle Earthにプロットしておいた。
〇山口大学埋蔵文化財調査室 入館料:無料
鉸具(かこ)とは帯金具の一つである。いわゆる騎馬民族の腰ベルトの金具の一つ。山口大学構内の遺跡から出土したもの。
〇山口県立山口博物館 入館料:無料
このようなほぼ完全な姿の、縄文時代の磨製石器製石刀は初めてみた。
〇下関市立考古博物館
縄文土偶のごとき弥生期の土人形。顔の刺青は渦巻きか、太陽を示すのか?
〇忌宮神社
仲哀天皇、神功皇后、応神天皇、武内宿禰については、別途記事を紹介したい。
〇王塚装飾古墳館
王塚古墳の装飾壁画は、期間限定の公開で通常は目にすることができない。装飾古墳館には原寸大で、それが復元展示されている。”これを見たかった”。写真は、前室から後室を見た1コマである。
〇飯塚市歴史資料館
写真は、立岩遺跡出土の甕棺群の一部である。あまりの量の多さに圧倒された。
〇竹原古墳
ガイドのオジサンに確認すると、内緒で写真を撮っても良いとのこと。当該ブログでばらしてしまった。よって、その写真を掲載する訳にいかないので、複写図を掲げておく。この壁画解釈は百家争鳴である。別途、その解釈論に陰ながら参加したい。
〇宮若トレッジ
竹原古墳の原寸大復元石室が復元され、壁画を身近に見ることができる。それらはいずれ紹介するとして、古墳に埋納されていた馬具類が展示されていた。騎馬民族は遣って来た。
〇福津市歴史資料館
写真の蛇行状鉄器は、東のさきたま古墳群からも出土しているが、福津市の手光古墳群からも出土しているとのこと。完全な姿で出土しており、まさかココで見れるとは。
〇海のみちむなかた館
飾履は牟田中浦古墳群から出土とのこと。腐っても鯛とは、失礼な表現であるが、古墳時代でも北部九州は先進地であった証であろう。
〇宗像大社
〇豆子郎本店
帰途、山口の豆子郎本店へ。外郎屋さんである。日本庭園が立派で秋の紅葉も見ものと思われる。
・・・と云うことで、今回は満足な旅であった。後日詳細を紹介する予定である。
<了>