いよいよ、明日から国公立大学前期試験が始まります。ソチ五輪におけるスキージャンプの葛西選手のように、緊張の中にもリラックスして試験に取り組んでください。
まず、余り意気込まず、心の中で以下のようにつぶやこう。
試験の要領は、
「1に要領、2に度胸。3,4が無くて、5に運次第。」どこにも実力の2文字は出ていません。
こと、試験に臨んだら、如何に平常心を無くさなっかがポイントです。
試験問題が配られたら、すかさず「透かし読み」を試みてください。ジーと表紙を眺めると、下が透けて見えることがあります。これを透かし読みといいます。最近は一枚余分な紙を挿入し、透かし読み防止策をとる大学もありますが、透かし読みできれば、「ラッキー!!」と心の中で叫んでください。次に科目ごとの受験ノウハウを記します。最終チェックと思ってください。
1.数学:開始の合図とともに、全部の問題にざっと目を通し、問題の難易度を測り、解く順番を決めよう。初めの1問がスピーディーに解くことです。10分以内で1問解ければ、精神的にリラックスできます。この心のゆとりが合格をぐっと引き寄せます。問題が小問に分かれていたら、全問完答に拘らず、部分点狙いもOKです。(特に東京大学、名古屋大学などは、この傾向が強いです。覚えておいて下さい。
解いているうちに詰まったらどうするか。 → 問題文をよく読みなおして、使っていない条件が
ないか、チェックしてください。また、それ直前の小
問の結果が利用できないか検討してみよう。
証明で詰まったらどうするか → 背理法を検討する。
→ 整数が関係していれば、数学的帰納法。
→ 成り立たないことの証明は、反例を挙げる。
曲線の追跡は → 微分して、増減表を完成すること。
下手な説明より、増減表がものをいうことを肝に!
図形の証明、求積 → 初等幾何で頑張るか、座標系を導入して代数的に
解くか、その選択は慎重に。
2直線のなす角度 → tanの加法定理で、なす角度を求める。
→ ベクトルの内積を利用する。
貴方の成功をお祈りいたします。