小島教育研究所

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2014年度:大学受験用推薦図書(参考書・問題集など)について。

2014-07-25 | 大学受験
 徳大寺有恒さんの「間違いだらけのクルマ選び」はロングセラーを続けている。
1970年代から続く同書は、その後の多くの「間違いだらけの~」の元祖といえます。
大学受験の参考書の盛衰は大きなものがあります。しかし松尾芭蕉の不易流行という言葉にみられるように、定番といえるものがどの分野にもあります。変わらず愛用される参考書も確かにあります。新しい教育メソッドができれば、それにふさわしい教材も開発されます。自身の大学受験時代を振り返ると、現在に通ずるものが確かにあります。

大学受験の原動力となってくれたものを挙げると、
1.「大学への数学」(月刊誌、東京出版)と臨時増刊号
2.「大学への数学」(参考書、研文書院)
3.Z会 数学、英語、国語(たしか、この3教科のみだった?)
  当時はまだマイナーな存在だった。
4.旺文社「ラジオ講座」(現在はない)

1.について。増刊号は、「解法の探求Ⅰ、Ⅱ」、「日々の演習」、「新作問題」、「理系新作問題」のお世話になりました。
2.について。仲田、根岸の駿台数学科コンビの執筆で、微積分はこの本のおかげで、大学数学へスムーズに移行できたように思う。編集責任者は今も雑誌「大学へ数学」に健筆をふるわれている、藤田宏先生(東京大学名誉教授)だった。藤田先生の学問的業績は、加藤敏夫先生との共同研究を通して知ることとなった。
3.当時も(今も!?)静岡県修善寺に本拠を置く添削指導の会社。当時はお気に入りの添削者を指名できる制度があった。(今も!?)友人に教えられた。
4.今は懐かしい、ラジオ講座。数学の田島一郎先生、佐藤恒夫先生にはお世話になりました。物理の竹内均先生はとてもわかりやすい授業でした。竹内先生は地球物理学がご専門で、あの雑誌ニュートンの創刊時からの編集長でした。NHKでの様々な科学番組に出演されており、わかりやすく、丁寧な説明に、いつも感心していました。

さて、本題です。

数学についての推薦図書は以下の通りです。

1.即戦ゼミ40番「数学ⅠA・ⅡB頻出問題総演習」(桐原書店、柳谷 著)
2.即戦ゼミ41番「数学Ⅲ頻出問題総演習」    ( 〃    〃  )
3.センター試験合格マニュアルシリーズ(数学1A、数学ⅡB)(東京出版)
4.1対1対応シリーズ(全6冊)        (東京出版)
5.青チャート(全冊)             (数研出版)
6.マスターオブ整数              (東京出版)
7.新数学演習                 (東京出版)
8.新数学演習スタンダード           (東京出版)

受験する大学では、さらに上乗せ学習用教材が必要です。
                 
  



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