押しも押されもせぬ、超名門企業のこの度の不祥事。
どうやら、取締役会も承知の上の検査データ改竄だった。
取引先企業の500社以上に、検査データ改竄の商品をここ10年以上納品して来たことになる。通常ではあり得ないことだ。取引先各企業の腹わたの中は煮えくり返っているだろう。しかし、各社のコメントは概ね冷静であるる。神戸製鋼所はそこに甘えて来たのだろう。国内企業は許してくれるかもしれない。欧州の航空機開発局は各国の航空会社に、部品レベルで神戸製鋼所の部品肝に命ずるの使用状況を調べるようにとの通達を出した。また、万一神戸製鋼所の素材を使用した部品が確認されたならば、他者の代替品との交換をするようにとの指示も合わせて出されている。製品、サービスの国際的な品質規格として有名なISOも事態を重く見ており、神戸製鋼所の各工場への立ち入り調査を準備していると言う。ISOの認定が外れれば、最早神戸製鋼所の大半の製品は国際的に通用しないものとなる。神戸製鋼所の今後の対応如何では、名門企業とは言え、存続も危ぶまれる事態もあり得ることを、現経営陣ばかりか、現場の各担当者も肝に命ずる時期である。タカタの二の舞にならぬことだ。
どうやら、取締役会も承知の上の検査データ改竄だった。
取引先企業の500社以上に、検査データ改竄の商品をここ10年以上納品して来たことになる。通常ではあり得ないことだ。取引先各企業の腹わたの中は煮えくり返っているだろう。しかし、各社のコメントは概ね冷静であるる。神戸製鋼所はそこに甘えて来たのだろう。国内企業は許してくれるかもしれない。欧州の航空機開発局は各国の航空会社に、部品レベルで神戸製鋼所の部品肝に命ずるの使用状況を調べるようにとの通達を出した。また、万一神戸製鋼所の素材を使用した部品が確認されたならば、他者の代替品との交換をするようにとの指示も合わせて出されている。製品、サービスの国際的な品質規格として有名なISOも事態を重く見ており、神戸製鋼所の各工場への立ち入り調査を準備していると言う。ISOの認定が外れれば、最早神戸製鋼所の大半の製品は国際的に通用しないものとなる。神戸製鋼所の今後の対応如何では、名門企業とは言え、存続も危ぶまれる事態もあり得ることを、現経営陣ばかりか、現場の各担当者も肝に命ずる時期である。タカタの二の舞にならぬことだ。