演劇書き込み寺

「貧乏な地方劇団のための演劇講座」とか「高橋くんの照明覚書」など、過去に書いたものと雑記を載せてます。

魔術師

2011年02月17日 12時39分18秒 | 読書

リンカーン・ライムとサックスのシリーズ、第5作目。
いやあ、面白かった。
元々手品は嫌いではなく、知り合いに手品の本を書いているやつまでいるくらい。
あ、関係ないか。

次々と演目にあわせて繰り広げられる物語の展開の仕方
昔読んだ「シブミ」の囲碁の手に合わせて
物語が展開するのと似ている。

ライムの相棒のサックスよりも手品師見習いのカーラのほうが魅力的に描かれている。
身長150cm。サックスとは20cm以上差があるのか。

登場人物が魅力的なことではシリーズ一番ではないだろうか。


石の猿

2011年02月17日 12時27分33秒 | 読書

ジェフリー・ディーヴァーのリンカーン・ライムシリーズ4作目。
このところ、このシリーズにはまっている。
この作品では、中国人が殺人犯となっているが
若干強引だなという展開がいくつか見られる。

それでも、ぐいぐい読ませる作者の力はすごい。

一番、好きだったのは途中で殺されてしまう
中国の捜査官だろうか。

いつも図書館にこの本だけが残っているところをみると
やはり、面白さが他の作品と比べていまいちなんだろう。

あと、この表紙が孫悟空って分かる人いるのかな?