前々から気づいていましたが
私は転換がまずいと、極端に点が辛くなるようです。
なぜなら、客が飽きるからです。
そういう意味では
今回の公演は転換や舞台の使い方が工夫されていて
不満はありませんでした。
照明もシンプルで、中央サスのFQのB-4がきれいでした。
床下に仕込んであったのはムービングヘッドだろうか?
脚本については1部の「月になれない女たち」のほうは構成がシンプルで、
「かぐや姫」が下敷きが明確な分分かりやすく、
台詞も聞き取りやすかったのですが
2部の「月にあこがれる男たち」は1部を1時間半観たあとで、
こっちの神経も疲れているときだったせいか
分かりにくいストーリーでした。
(というよりも観客に四方を囲まれるリングのような舞台のため
今話が展開している喫茶店がどういう間取りなのか、
分からないことのほうが大きかったかな)
一部聞き取りづらい台詞もあって、
心疲れた男性はともかく、
この女性たちはどういう存在なんだろうと
なぞの部分がたくさん残りました。
ちゃんと聞き取れていたらなぞはないのかな?
ただ、3時間は長かった。