演劇書き込み寺

「貧乏な地方劇団のための演劇講座」とか「高橋くんの照明覚書」など、過去に書いたものと雑記を載せてます。

静岡アートドキュメント2011

2011年11月29日 00時29分50秒 | 演劇情報

毎年友人が参加しているので観に行っているのだが
今回はSPACとのコラボらしい。
しかし、最後の「※ご予約はSPACチケットSPACチケットセンターにて受け付けております」とはなんだ?
入場無料とうたっているのだ。
1.「入場無料だが観るには整理券が必要だから」とか2.「予約者から先に会場を案内します」とか、理由が書かれていない。
1.とか2.にお理由だとしたら
行ってから知った人間は、びっくりするだろう。
いつものことだが、宣伝が徹底していない。
SPACの作業はこういうことを含めてある意味、税金の無駄遣いが多すぎる。

第一、アートドキュメントのこれまでの作品を観る限り
哲学劇は、似合わないし、作品に負けると思うのだが。
理由は明確だ。
アートとは本来演劇といちばん遠いところにあるもので
優れたアートは子供でも理解できる。
感性に訴えてくるからだ。
しかし演劇とは言葉を理解する知性が必要で、
これだけで、音楽とか美術と比較するとかなり弱い。
演劇のいちばんのメリットは
感情表現とプロパガンダなのだ。
それを、哲学とは。
「ユビュ王」でも、やれば面白いだろうが。

http://spac.or.jp/news/?p=3975
アート好き、演劇好き、舞台芸術公園へ集まれ!
■特別企画  -SPAC×静岡アートドキュメント‐
静岡の現代美術家の作品を一挙に展示し、過去の歴史を振り返りながら、若きクリエーターを育てる展示イベント「静岡アートドキュメント」――。第3回目となる今回は、SPACとの共催により舞台芸術公園をメイン会場として開催します。
SPAC俳優によるパフォーマンスもあり、演劇と現代美術が交流する場となるでしょう。

会期:2011年12月3日(土)~11日(日) ※入場料:無料
会場:舞台芸術公園内(11:00~17:00)
 

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アート作品の中で、SPAC俳優による<哲学劇>

『馬鹿の国と阿呆の国』
作・演出:大岡淳
出演:石井萠水、木内琴子、永井健二、布施安寿香、若宮羊市
立体作品:夏池 篤、柴田美千里
映像作品:山内啓司、杉森順子

公演日時:12月3日(土)13:00~
会場:舞台芸術公園 野外劇場前広場(入場無料)

※朗読パフォーマンスの後、公園内ツアーを行います
※ご予約はSPACチケットSPACチケットセンターにて受け付けております