小説やエッセイを何冊か買ってあるのだが、読む気が起きない。
老化現象なのだろうか。
23の頃は一日に10冊ぐらい読んだこともあるのに。
まあ、それならそれで老いを楽しむしかない。
ネットのほうが刺激的で、ネトウヨで有名な「よもぎねこさん」のブログなぞ、「なるほどここまで考えたことなかった」という話ばかりだ。小説は、年寄りには刺激が少なくなっているのかもしれない。
特に「人間と労働力 西欧の自死」という一文には考え込まされてしまった。最近、我が家の近所でも外人の家族が増えている。しかし、宗教的な理由で、特別視した扱いをしていいのだろうか。
お互い相いれないから、別々の国だったのだ。自分たちの習慣や宗教をかたくなに守って周辺と相いれなかったから、昔からユダヤは嫌われてきたはずだ。
正月は初詣に行って、お神酒をいただき、子供は日本人と同じ給食を食べ、同じ教育を受けさせ、自治会の活動にもきちんと参加し、ゴミ出しなどのルールを守って、自分たちだけのコミューンを拡大させようとしないなら、まあ、居てもいいかなとは思うのだが。
世界的に社会が不安定になって、強盗や強姦が日常茶飯事になっている国が結構あるようだ。ハワイの治安も急激に悪化していると、ハワイ在住の同級生がSNSに書いていた。
「24歳の女性が誘拐された」とか、まあ大変らしい。
数年前に韓国のことを書いた書籍が大量に出回り始めたが、実際にははるかその前から警鐘を鳴らしていた人たちがいて、だんだんと彼らの予想が現実のものとなってきている。
新しい元号の時代が不幸な時代にならないことを祈るばかりだ。