麻耶雄嵩の2018年出版作品です。
あらすじは角川公式ページより。
忍者と芭蕉の故郷、三重県伊賀市の高校に通う伊賀ももと上野あおは、地元の謎解きイベントで殺人事件に巻き込まれる。 探偵好きの二人はこれ幸いと、ももの直観力とあおの論理力を生かし事件を推理していくが!?
女子高校生二人が探偵をする話ですが、これが2018年最大の百合小説と言われると、「どこだったのだろう?」と、そっちの方が謎でした。
読者への挑戦状が付いているところが、今までの麻耶雄嵩作品と異なるところでしょうか。
でも、麻耶作品って、高校生が主人公のことが多い気がします。そのあたりの年齢が書きやすいのかもしれません。
作者名を教えられずに読めば、これが麻耶作品だとは思わないかもしれない、というレビューがあったとおり、ちょっと異質な気はします。逆に入門作としては一番いいかもしれません。
お勧めです。
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