ウィキペディアからあらすじ
最愛の妻ソーニャを亡くしたばかりの59歳の男オーヴェは、口うるさい偏屈な老人として近所から煙たがられている存在である。ある日、43年勤め続けた鉄道会社をクビになったオーヴェは、生きる希望を失い、首をつって死のうとするが、向かいに越してきたイラン人女性パルヴァネとその家族の騒々しさに自殺を邪魔をされてしまう。以降も、陽気な彼女の遠慮のない言動に何度も自殺を邪魔されたオーヴェは彼女の存在を疎ましく思うが、彼女とその家族と接するうちに徐々に心境に変化が生まれてくる。その一方で、オーヴェは幼い日の亡き父との慎ましくも穏やかだった生活や若き日のソーニャとの運命的な出会い、彼女との幸せな日々、そして2人に起きた悲劇を思い出す。
主人公が59歳というのが理解できていなくて、もう定年退職した人だとばかり思っていたのに、いきなり仕事を首になる場面があって、びっくりした。
スウェーデンは大量の難民と移民を受け入れてきた国だが、この映画にもイランからの移民が描かれている。彼女はスウェーデン語を話し、この国の風習に合わせてヒジャブも被ったいない。だからか、スウェーデンで問題となっている移民との関係が、比較的良好に描かれているのは、こうあるべきだと意図されているのかもしれない。
映画の後半から徐々にコメディらしくなっていくコメディらしいのだが、ユーモアの感覚が違うせいか素直に笑えない部分も多い。
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