「大阪物語」の美少女ぶりが印象的だった池脇千鶴だが、この作品では体を売る夜の女を演じていて、それも、ちょっとでぶでぶした女で、顔はきれいなのに誰なのだろうと思って観ていたのだが、あとで調べて池脇千鶴だと知った。
弟役の菅田将暉の派手な演技が目立つので、他の役者の影が薄く感じられた。
大城千夏(池脇千鶴)が支える一家が、なんとも暗く、原作者の精神世界が心配になったのだが、案の定41歳で自殺しているとのことだ。
と、あまりいい印象がないような書き方をしているが、観ておいて損はない作品かもしれない。どんなにボロボロになっても、この作品の彼女と比べたら、頑張って生きていける気がするようになると思う。
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