演劇書き込み寺

「貧乏な地方劇団のための演劇講座」とか「高橋くんの照明覚書」など、過去に書いたものと雑記を載せてます。

「演劇ユニットひ・ま・た・く」の「かごの鳥」

2018年11月11日 17時01分00秒 | 観劇の感想

午後2時開演の「演劇ユニットひ・ま・た・く」が上演する「かごの鳥」を観劇。
まあ、一生のうちあと何度会えるか分からない久保庭尚子が監修で来ているということで会いに行ったようなものだ。
竹内銃一郎の作品は「あの大ガラスさえも」以来の2作目だが、どうもよく分からない。不条理劇というのは、私には日常に思えてくるからかもしれない。
役者はうまい。うまいのだが、この芝居に適しているのはこういう演技なのだろうか。閉じ込められている閉塞感と倦怠感が、いまいち感じられない。



やどりぎ座は、どうしても前の「このみる劇場」と比較してしまうのでいけない。
照明は往年の「VAN99ホール」を思い出してしまったが、あの時みた「講談松ケ浦ゴドー戒」は照明のことなど気にならないくらい面白かった。ああいう舞台を観たいものだ。

2月には生徒たちがここで「如月公演」をするのだが、実は昨日、直接指導するのでなければ、今後は指導しないとメールを送ったばかりだ。
帰りには富士山が見えたのだが、いい位置で写真を撮ろうとしたら雲の中へ。


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