北村薫の「円紫さんと私シリーズ」の最後の一冊ですが、調べてみたら、創元推理文庫版では短編3編が追加されているらしいので、機会があればそちらも読んでみたいです。
デビュー作『空飛ぶ馬』で大学2年生だった私は1児の母となっており、雑誌の編集者を続けています。
ただ、文学的なうんちくが多く、初期作品の気楽に読める要素が減って、昔と同じ流れを期待していた人には辛いかもしれません。
考えたら、太宰治も芥川龍之介も、そんなにきちんと読んだ記憶がありません。特に、太宰治は新釈諸国噺や御伽草子は読みましたが、他は、読み始めてすぐに挫折しています。なぜでしょう。自分でも不思議です。
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