21話 姉(ねえ)チャンなんて大嫌(だいきら)い!
家事に大忙しのメルモ、タッチをおんぶして、朝食を作っている。いたずらねこを追いかけ外に出るが、となりの奥さんが赤ちゃんにおっぱいを上げていた。それを、タッチが見て泣き出してしまった。
メルモは、大人になって、タッチにおっぱいを上げようとするが、おっぱいが出ない、そこへ、ワレガラス先生が来ておっぱいの出るわけを説明する。
トトオの幼稚園の父兄参観日がありメルモが行くというのを聞いて、キャンディが残り少なくなっているので、無駄遣いをするなと、ワレガラスはメルモに忠告する。
トトオの父兄参観日の日メルモは、大人に変身しないで父兄参観日に行く、そのためトトオは恥をかき、帰宅してからメルモに怒って「お姉ちゃんなんか嫌いだい」といって家を飛び出してしまう。
トトオは公園で、草笛で、赤とんぼを吹いていた、おじさんと出会う、一緒に遊んでいるうちおじさんの家に遊びに行くことになる、行った家は、西原廃品回収店、そこは、伯母さんの家であった。トトオは捕まり物置に閉じ込められてしまった。
おじさんは、火事で記憶喪失症になってしまい、おばさんの世話になっていたのだった。
夜通しで心配しているメルモ。朝書きとめだと、おじさんが来てメルモに判を押すようにと書類を出す。メルモはハンコを取りに行き、おじさんに、その判を手渡す、書類を隠すようにおじさんは数箇所、書類に判を押した。おじさんはおどおどしながら、帰っていった。
届けられた箱を開けるとトトオのくつと手紙が入っていて、トトオをかえしてほしければ、お母さんの生命保険の証書を持ってくるようにと書いてあった。
受け取りは養子承諾書であった、伯母さんはこれでトトオは、法律的には、私の養子となったと懐へ承諾書をしまうのであった。
そしてトトオを雑巾掛けや、皿洗いとこき使った。そんなトトオをおじさんは手伝うが、伯母さんに怒られてしまう。トトオも「初めはお父さんみたいな良い人だと思っていたのに、おじさんなんか嫌いだ、」とおじさんを恨むのであった。
メルモがおばさんを尋ねてくる、こんなことをすると誘拐になりというメルモに、こちらには養子承諾書があると書類を楯に、トトオを返してほしければ保険証書を持ってくるよう、追い返されてしまう。
メルモはワレガラスに相談している。そんなとき、ワレガラスに伯母さんの家からトトオが病気なので、往診の依頼の電話がある。トトオを救い出すチャンスとワレガラスが往診に行く。
寒い倉庫を暖めえるようワレガラスに言われ、たくさんのストーブをつける。伯母さんが誤ってこぼれた石油にマッチの火を落とし、倉庫が家事になってしまった。
その家事を見て、おじさんの記憶が戻り、火の中に飛び込んでワレガラスと、トトオを救い出してくれた。メルモとトトオ、それにワレガラスは、病院のベットに横たわった、怪我をしたおじさんを見舞っていた。
トトオは、これからは良い子になると、メルモに誓った、ベットで眠っているおじさんは微笑んでいるようであった。
出演 メルモ、トトオ、タッチ、ワレガラス、隣の家の奥さんさん、
メルモの伯母さん、記憶喪失のおじさん
声の出演 山本嘉子さん、柳沢美和子さん、吉田理保子さん、吉見佑子さん、麻生美代子さん、加藤修さん、
脚本 芝山達雄さん、演出大貫信夫さん
作画監督 山本繁さん 作画 タマプロダクション 背景 プロダクション ワート
仕上げ 木のプロ
進行 伊藤達雄君でした。
2月20日放送のこの話は、のちに考えると、とても大切な意味のあるストーリーであったと思います。
脚本が、制作肌で、一時虫プロダクションの、労働組合の元会長であった、司馬竜(しばたつ)こと芝山達雄さん、お話の中では意味深に、メルモが「めくら判」を押すシーンが出てきます。
「そして、これでトトオは、「法律的」には、私の養子」 と伯母さんに言わせている「法律的には」という言葉、これから起こる、現実の世界を、見事に予言していた、作品でありました。
手塚先生は、ひょっとしたら、何か不穏な空気を予知していたのかも知れません。
それでも、手塚先生は、信頼という言葉を、あえて、選んでしまったのだと思います。
それほど手塚先生初め、メルモのスタッフは、彼に感謝していたし、絶大の信頼を寄せていたのでありました。
あとで思えば、おかしな原動はありましたが、忙しいなかなので、疑うなどということは、とてもできませんでした。
家事に大忙しのメルモ、タッチをおんぶして、朝食を作っている。いたずらねこを追いかけ外に出るが、となりの奥さんが赤ちゃんにおっぱいを上げていた。それを、タッチが見て泣き出してしまった。
メルモは、大人になって、タッチにおっぱいを上げようとするが、おっぱいが出ない、そこへ、ワレガラス先生が来ておっぱいの出るわけを説明する。
トトオの幼稚園の父兄参観日がありメルモが行くというのを聞いて、キャンディが残り少なくなっているので、無駄遣いをするなと、ワレガラスはメルモに忠告する。
トトオの父兄参観日の日メルモは、大人に変身しないで父兄参観日に行く、そのためトトオは恥をかき、帰宅してからメルモに怒って「お姉ちゃんなんか嫌いだい」といって家を飛び出してしまう。
トトオは公園で、草笛で、赤とんぼを吹いていた、おじさんと出会う、一緒に遊んでいるうちおじさんの家に遊びに行くことになる、行った家は、西原廃品回収店、そこは、伯母さんの家であった。トトオは捕まり物置に閉じ込められてしまった。
おじさんは、火事で記憶喪失症になってしまい、おばさんの世話になっていたのだった。
夜通しで心配しているメルモ。朝書きとめだと、おじさんが来てメルモに判を押すようにと書類を出す。メルモはハンコを取りに行き、おじさんに、その判を手渡す、書類を隠すようにおじさんは数箇所、書類に判を押した。おじさんはおどおどしながら、帰っていった。
届けられた箱を開けるとトトオのくつと手紙が入っていて、トトオをかえしてほしければ、お母さんの生命保険の証書を持ってくるようにと書いてあった。
受け取りは養子承諾書であった、伯母さんはこれでトトオは、法律的には、私の養子となったと懐へ承諾書をしまうのであった。
そしてトトオを雑巾掛けや、皿洗いとこき使った。そんなトトオをおじさんは手伝うが、伯母さんに怒られてしまう。トトオも「初めはお父さんみたいな良い人だと思っていたのに、おじさんなんか嫌いだ、」とおじさんを恨むのであった。
メルモがおばさんを尋ねてくる、こんなことをすると誘拐になりというメルモに、こちらには養子承諾書があると書類を楯に、トトオを返してほしければ保険証書を持ってくるよう、追い返されてしまう。
メルモはワレガラスに相談している。そんなとき、ワレガラスに伯母さんの家からトトオが病気なので、往診の依頼の電話がある。トトオを救い出すチャンスとワレガラスが往診に行く。
寒い倉庫を暖めえるようワレガラスに言われ、たくさんのストーブをつける。伯母さんが誤ってこぼれた石油にマッチの火を落とし、倉庫が家事になってしまった。
その家事を見て、おじさんの記憶が戻り、火の中に飛び込んでワレガラスと、トトオを救い出してくれた。メルモとトトオ、それにワレガラスは、病院のベットに横たわった、怪我をしたおじさんを見舞っていた。
トトオは、これからは良い子になると、メルモに誓った、ベットで眠っているおじさんは微笑んでいるようであった。
出演 メルモ、トトオ、タッチ、ワレガラス、隣の家の奥さんさん、
メルモの伯母さん、記憶喪失のおじさん
声の出演 山本嘉子さん、柳沢美和子さん、吉田理保子さん、吉見佑子さん、麻生美代子さん、加藤修さん、
脚本 芝山達雄さん、演出大貫信夫さん
作画監督 山本繁さん 作画 タマプロダクション 背景 プロダクション ワート
仕上げ 木のプロ
進行 伊藤達雄君でした。
2月20日放送のこの話は、のちに考えると、とても大切な意味のあるストーリーであったと思います。
脚本が、制作肌で、一時虫プロダクションの、労働組合の元会長であった、司馬竜(しばたつ)こと芝山達雄さん、お話の中では意味深に、メルモが「めくら判」を押すシーンが出てきます。
「そして、これでトトオは、「法律的」には、私の養子」 と伯母さんに言わせている「法律的には」という言葉、これから起こる、現実の世界を、見事に予言していた、作品でありました。
手塚先生は、ひょっとしたら、何か不穏な空気を予知していたのかも知れません。
それでも、手塚先生は、信頼という言葉を、あえて、選んでしまったのだと思います。
それほど手塚先生初め、メルモのスタッフは、彼に感謝していたし、絶大の信頼を寄せていたのでありました。
あとで思えば、おかしな原動はありましたが、忙しいなかなので、疑うなどということは、とてもできませんでした。
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