来週の15日(木)、奈良県にある葛城山 祈りの滝にて滝修行致します。
参加ご希望の方ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
高野山真言宗 命光不動尊 寳来寺
〒648-0016 和歌山県橋本市隅田町下兵庫1059-10
TEL.0736-32-8828
来週の15日(木)、奈良県にある葛城山 祈りの滝にて滝修行致します。
参加ご希望の方ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
高野山真言宗 命光不動尊 寳来寺
〒648-0016 和歌山県橋本市隅田町下兵庫1059-10
TEL.0736-32-8828
人は時がすすむにつれて色々なものを背負い込みます。
それには必要なものもあるけれど無駄なものもいっぱいあります。
そして、背負うものが増えれば増えるほど、中心に有る最も大事なものを見失いがちになります。
心がその様に成るのは、一つは慣れです。慣れとは、本当に恐ろしいものです。
人間、何事も慣れてくると横着に成り気持ちも緩んできます。そうなるとますます中心に有った大事なものが
どこかに飛んで行ってしまいます。
新入社員で入りたての頃は1から10まできちんと行っていた事も慣れて来ると手を抜く箇所を覚えて、いい加減になったり
仕事の質が落ちてしまい、また、やる気も失せて・・・みなさんもそういったご経験あるのではないでしょうか。
そこで最も必要な言葉であり、考え方なのが「初心忘るべからず」です。
「慣れ」が出て来たなと思ったら、「ようし、やるぞ」と言う心、立派に勤め上げようという当初の意欲をもう一度
思い出したいものです。その心を発するのを、仏教では発菩提心といいます。発心とは決意を新たにする事です。
発心は最初の一度だけでいいと思うのは考え違いで、縁にふれ、折にふれて「発心しなさい」と教えています。
確かにもし発心が一度きりで後にはだらだらと変哲のない努力が続くとすれば、その日々はマンネリに陥り
惰性に流されて、一旦立てた志が崩れてなくなってしまいます。発菩提心を何百回と重ねるようにしましょう。
合掌