明治乳業争議団(blog)

働くルールの確立で人間性の回復を!

第95次座り込み行動展開、都労委審問も終盤を迎え40年に及ぶこの争議解決は会社明治の決断にかかっている!

2024年11月09日 13時28分37秒 | お知らせ

第95次座り込み行動 10月22日 12時~13時

都労委審問も大詰めを前にした座り込み行動が、秋の陽射しが夏の陽気の暖かい中でおこないました。この間の都労委証人立証の到達点含め訴えをおこないました。以下、動画のご視聴を宜しくお願いします。

①明治乳業争議支援共闘会議・松本議長

 40年に及ぶ争議を解決すべきです。明治の株主掲示板をご覧下さい。座り込み行動をユーチューブに掲載を視聴者が9千をこえています。明治レプリコンワクチンに対し「私たちは売りたくない!」チームKの本がベストセラーになっています、是非読んでください。東北工場、神奈川工場、戸田工場、西春別工場、本別工場を一気に閉鎖する大合理化から雇用と暮らしが脅かされていきます。等々訴えました。

・・・。以下、動画をご覧下さい。

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/UvAndwyKjv8

 

②(故)三田地実さんを申立人武田が紹介

 共に働き人権侵害を受けながらも労働組合に参加し要求実現にたたかってきた故三田地実さんは、岩手県出身で高校時代柔道部で鍛えられた強い身体、物静かで曲がったことの嫌いな芯の強い人であったことなどを紹介しました。

・・・。以下、動画をご覧下さい。

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/L4RVSKj7Hso

 

③(故)福島則寬さんを申立人米元が紹介

 41年間働いて最低職分の一つ上の基幹職2級のまま定年を迎えています。職場を転々と移動されながらも仕事は良くしているが、考え方を変えない限り昇格はできないと云われたと語っています。

・・・。以下、動画をご覧下さい。

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/nsJMY9y21nw

 

④戸田地区労・横田議長

 戸田工場でたたかう4人を支援する地元戸田地区労として、都労委のたたかいを支援つづけています。先の都労委審問で岩崎証人が立証した会社の仕打ちなどにくじけずに、職場を良くし人権侵害を許さない岩崎さんをはじめ矢口さんや杉山さん遠藤さんらの立証された実態を報告されました。

・・・。以下、動画をご覧下さい。

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/CQJEyzW8hAs

 

⑤日本国民救援会大崎事件首都圏の会・平川会長

 学校給食用の異臭問題があった。死刑囚の袴田厳さんえん罪事件。鹿児島県の大崎事件えん罪事件もでっち上げから犯人に仕立て上げた。人権侵害の最たる明治の差別事件をなぜ解決できないのか。

・・・。以下、動画をご覧下さい。

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/TvjYw8DCTBU

 

⑥争議団・小関団長

 40年争議、いま解決する為に当事者の株式会社明治、その親会社明治HDがその立場に立ってこそ解決できる。そのことに確信を持って運動をつづけている。国際市場進出がままならない大きな問題は人権侵害を解決しない姿勢。5つの工場閉鎖による仕事の継続ができるか大きな問題が横たわっている。新型コロナ・レプリコンワクチンの接種が10月1日から始まったが、社内から告発されている私は売りたくないと言う危険性は、明治の経営姿勢から見たときに労働争議と重なり合う。問題の指摘は軽々に申し上げることはできないが、命に係わることならばしっかりと見極めていきたい。最後に都労委での証人審査が10月29日で終了する運びです。なんとしても都労委の場で長期にわたる争議の解決に向け全力を尽くす決意を述べています。

・・・。以下、動画をご覧下さい。

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/Mxyz16eWC1A

 

⑦シュプレ

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/wZIPO5c6WRE

 

 

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明治を愛する消費者から懐かしい写真の品をいただきました。同時に人権を侵害する明治に不買運動に参加を表明いただく!

2024年10月24日 13時47分00秒 | お知らせ

明治乳業製品を愛する消費者の方から、懐かしい「宣伝看板」と「壜牛乳用のキャップ」が提供されました。

 

                                     キャップを保管しているケース

提供された品は、コレクションの中から買い求めた物で、皆さん方の現役時代を思い返してくださいと話され、いただきました。話していただいた要旨を紹介します。提供者は、子どもの時代から明治乳業のあらゆる商品を好んで飲用していたと言います。

特に、学校の社会科見学で市川工場に訪れた際に、PR室から瓶に詰められた牛乳が、どんどんどんどん流れている様子に驚きながら見学をしていたことが思いだされます。と言っていました。

提供するきっかけは、明治乳業争議団のホームページやブログを見るきっかけがありました。見学に行ったときの様子とはかけ離れた内容にただただビックリしながら視聴するほどに、働く人たちに対する扱いがひどすぎると思うようになりました。

見学に行ったときに見た光景の中に皆さん方が働いていたのですね。そして傍からにはわからない厳しい運動がそこにあったことは、差別されながら勇気のいることだったのですね。

職場の過酷な環境、人権侵害の数々、多額な金額に及ぶ差別を取り戻すために、何と40年もたたかいつづけておられることにビックリ仰天しています。ましてや80歳になる年までの頑張りに、1日も早く花開くと良いですね。

ブログの中で訴えられている不買運動、私は今のいままで明治を好んで飲用していましたが、皆さんの争議が解決するまでの訴えに共感して不買運動に参加します。と力強く話していただきました。

 

◎提供していただいた品に解説を加えます。

①看板のモデルさんはどなたかご存じの方お知らせください。明治の社標マークは朝日の中心に乳の文字があしらっています。

②当時は、コーヒー牛乳、フルーツ牛乳の表示で販売されていましたが、牛乳扱いは禁止され「乳飲料」と改められまし た。

③ゴールド牛乳(脂肪調整)、ビタ牛乳(還元乳=脱脂粉乳と無塩バター)も「加工乳」と改めされました。

◎キャップ=提供者によれば昭和50年代と言っています。(千葉県市川市大洲 市川工場)

①明治いちご(表示のごとく乳飲料、無果汁=色素、香料)

②明治ヘルシー牛乳と表示されているが、本来なら「牛乳」は取るべき「加工乳」です。

③明治ゴールド牛乳も②と同じ表示にすべきです。

◎「牛乳」の表示は、なにも手を加えない「無調整」牛乳そのものです。

◆「明治おいしい牛乳」は主力の商品ですが、「窒素ガス」を注入していることから手を加えています。「牛乳」表示が正しいのか?です。=窒素ガスが抜けてしまえば「ただの牛乳」です。(お早めにお飲みくださいは、そのためです)

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都労委第3次事件・残存39件の事件が「併合」審査で進み申立人5名の立証が終了のもとで、第94次座り込みを継続

2024年10月06日 13時40分08秒 | お知らせ

ブログ 第94次座り込み行動 9月24日 12時~13時

都労委残存39件の事件は、團藤公益委員の審査手続きとして全件「併合」審査で進めると明快に審査指揮を執りました。この「併合」審査に対して3年余にわたる「調査」で一貫して拒んできた会社は一言もなく審査に入りました。

申立人側5人の証人は3回期日の審査を通して、賃金制度の不利益取扱い、申立人集団と他の集団との間に生じている格差・差別の実態を、改めて立証しきって、9月4日に終了しました。残る会社側の立証が10月29日に終了、全事件の審査が全て終了していくことになることを踏まえて、第94次座り込みを継続し報告をおこないました。

 

司会進行・村山事務局長

能登半島を襲った大震災の復興がままならない状態の中で、新たな豪雨災害に見舞われている皆様方に、お亡くなりになった方へのお悔やみとお見舞いを申し上げます。

震災の折には争議団としてわずかでしたが支援金を募りお届けしました。この度の被害は震災を上回る災害の様子です。今回も何らかの支援金を募りお届けできるよう取り組んでいきたいと考えているところです。・・・。以下、動画をご視聴ください。

【動画を視聴ください】

https://youtu.be/zh-6pRAR2eQ

 

主催者挨拶

明治乳業争議支援共闘会議・松本悟議長

ことの本質は、株式会社明治、旧明治乳業が全国の社員64人に対し、10年間で一人当たり一千万円もの賃金差別をした。そして赤差別、こう言う人権侵害をした不当労働行為の事実です。お国の中央労働委員会が付言で人権侵害も賃金差別もあった。この事実を認めた上で、話合いで解決をしなさい。殊に会社に対し話合いを求めています。

これまで多くの大企業の中では、話合いで解決をしてきています。一切応じない異常な態度をとってきているのが明治HD、株式会社明治です。

この後、会社経営、工場閉鎖などから雇用と生活が奪われていくなどを告発しています。

・・・以下、動画をご視聴ください。

【動画を視聴ください】

 https://youtu.be/bQYv0Zt9DPA

 

 

争議団故人の紹介

故・桜井伸彦さんの紹介 佐々木申立人

桜井伸彦さんは、北海道今治出身で将来性ある明治乳業に入社しました。桜井さんの作成された陳述書をもとに紹介しています。・・・以下、動画をご視聴ください。

【動画を視聴ください】

https://youtu.be/Bq-hZMdIQZQ

 

 

争議団故人の紹介

故・山崎文明さんの紹介 加藤申立人

故・山崎文明さんを紹介します。通称山ちゃんと呼ばれ親しまれていました。

山ちゃんは、雪深い新潟県に生まれ、じいちゃん、ばあちゃん子でした。

高校の授業でスキーを学び指導する免許を取っています。

長野県の上田工場で入社試験を受け、市川工場に入社しました。しかし、職場環境が悪く仕事もキツく辞めることばかり考えていたようです。

職場の中にうたごえや山登り会、野球などのサークルができ活発になる中で、山が好きだったので好きな仲間と山の会「アザミ」を作り近くの山々を登りながら、仲間と職場の要求など話しながら組合活動に参加するようになりました。

・・・以下、動画をご視聴ください。

【動画を視聴ください】

https://youtu.be/xpIHZoQJkUc

 

 

連帯挨拶

市川・浦安労連 佐藤暢子さん

紹介ありました市川工場の地元で長らく教員をしておりました。明乳争議を知ったのはずいぶん後のことです。実は私は明治乳業に大変お世話になってこうして命を長らえています。私の母が江東区南砂町に嫁ぎ、私が生まれて母乳が出なくて買って飲ませたのが明治の粉ミルクだったそうです。お舅さんには金がかかってしょうがねえと文句を言われながらも母が買って飲ませたと言っておりました。お前に明治の粉ミルクを飲ませていて良かった。森永のヒ素粉ミルク事件があって、もし、森永を飲ませていたら大変なことになっていたと、明治乳業に感謝していました。・・・・・。

・・・以下、動画をご視聴ください。

【動画を視聴ください】

https://youtu.be/SBP-CdQ6JIs

 

争議団参加者へのお礼と決意・米元事務局次長

ようやく秋めいてきました。これまで猛暑の中でも駆けつけていただき感謝とお礼を申し上げます。先ほどの亡くなられた桜井伸彦さん、山崎文明さんの紹介もありましたが市川工場の中で32名中14名が亡くなられています。それぞれ高校を卒業して明治乳業市川工場に希望をもって入社したにも関わらず、明治の不当な攻撃によって、様々な労働運動、社会的運動含めて頑張ってきた無念を必ず晴らす決意でもあります。

・・・以下、動画をご視聴ください。

【動画を視聴ください】

https://youtu.be/k8GGJGlbG5M

 

シュプレヒコール

 一、都労委の証人立証が進み、差別の仕組み、その具体的実態が明確になっています。残りの立証を待つまでもなく、直ちに争議を解決せよ!

一、都労委審査計画に、当事者間における自主的な和解に向けての努力を怠らないようお願いしますとあります。直ちに話合いの場をつくり争議を解決せよ!

一、(株)明治は、格差と人権侵害を認めた中労委命令と「付言」に示されている解決の道筋に応えよ!

、明治グループの企業行動憲章は、人権の尊重を掲げ、すべての人が生まれながらにして自由であり。かつ、尊厳と権利について平等であると定めています。ただちに、憲章を守り、争議を解決せよ!

一、5つの工場閉鎖による新工場への異動に困難をきたす正規、非正規、関連会社の多くが路頭に迷うことなく、雇用と生活を保障せよ!

◎明乳争議とすべての争議の早期全面解決に向け、

  団結して頑張ろう、頑張ろう、頑張ろう

【動画を視聴ください】

https://youtu.be/9LsW1dnhdAI

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9・19 東京地評争議支援総行動展開  株式会社 明治に企業行動憲章にも反する40年に及ぶ争議解決求める抗議・要請!

2024年09月27日 15時32分10秒 | お知らせ

9・19 東京地評争議支援総行動展開  9月19日る

すべての争議の早期全面解決を! 裁判所・労働委員会・人事院は公平な判断をおこなえ! 不当解雇・差別・ハラスメントは許さない! 憲法を職場とくらしに活かそう!

明治乳業争議団・明治乳業争議支援共闘会議は、この行動にエントリーし株式会社明治・松田克也社長(京橋エドグラン前)に対し、争議解決を頑なに、背を向けたままの経営姿勢に抗議と要請をおこないました。

総行動主催者挨拶・中村修一事務局次長からの挨拶

争議支援行動にご参加の仲間の皆さん、そして揺るぎない決意をもって奮闘する原告の皆さん、ご苦労さまです。

明治乳業争議は40年ものたたかいです。争議の詳細を知れば知るほど、同じ職場で働く労働者、仲間に対し、こうもひどい差別をすることができるものかとあ然とします。

思想、信条、労働組合を敵視し、差別をいとわない前近代的な経営陣の姿勢には厳しい憤りを覚えます。

誰もが希望をもって、入職し、人生設計を描きながら、職場、会社の発展に尽力してきた、そんな労働者を差別しつづけ、その人生設計を狂わしたのが明乳事件です。

現在、東京労働委員会で、個別、個別の事件を併合し、審議する中で、会社ぐるみで、思想、信条、労働組合敵視がおこなわれ、賃金、昇進差別をおこなってきたか、その全貌が明らかになってきています。原告団も高齢となっています。解決を引き延ばすことは、さらなる人権侵害に他なりません。逃げ得は許されません。

株式会社明治、経営陣は原告団との一刻も早い交渉のテーブルにつくことを強く求めます。

争議の全面解決をめざし、東京地評は最後まで連帯することをお誓いし主催者挨拶といたします。暑い中ですが、最後まで頑張りましょう。

【動画を視聴ください】

https://youtu.be/h3vsyTbMuF8

 

連帯挨拶

明治乳業争議支援共闘会議・松本悟議長

明治乳業争議は、一人当たり10年間で一千万円の賃金差別の事件です。国の機関、中労委は話合い解決を求めています。

9月に工場の閉鎖がつぎつぎと発表されました。東北工場、戸田工場、神奈川工場、西春別工場、本別工場です。一方的に閉鎖をして良いのでしょうか。

赤のレッテルを貼り賃金差別をし、労働組合潰しを全国的にやられ、いまでは賃金の上がらない国になってしまった。

・・・。以下、動画を視聴お願いします。

【動画を視聴ください】

https://youtu.be/-8_P60hTt-k

 

連帯挨拶

埼労連・諸井武志事務局次長

明治の争議を早期に解決する為に駆けつけました。

いま工場閉鎖が発表されましたが、その一つに地元戸田工場があります。明治はなんと言っているか。地元での雇用は未定と言うことです。そもそも閉鎖ありきです。労働者のことはなにも考えていないひどい会社です。埼労連として相談の窓口を広げ大きく取り組んでいきます。

都労委の残されている事件が7月から始まり、地元原告が4人います。証人岩崎さんは緊張しながらもしっかり人権侵害、差別の実態を立証しました。

・・・。以下、動画を視聴お願いします。

【動画を視聴ください】

https://youtu.be/caDeXsBvNWw

 

当該決意表明・小関守団長

今年のたたかい40年争議の集大成として奮闘しています。

明治ングループは、国際市場の飛躍を重要課題にし、国際市場の人権を気にしながら、・・・。1960年代から人権侵害の絶えない歴史であります。

先ほどから工場閉鎖の話しがありますが、明治が発表している在籍人員数は正社員だけであり、臨時者やパート、関連会社など膨大な人員になるものです。雇用守ろう、生活守ろうと争議団として相談窓口などを開設して呼びかける運動を取り組んでいきたい。

都労委残存事件の審査のあり方で激しい攻防がありました。公益委員から残る全事件を併合して審査する指揮が執られました。

中労委で不当労働行為の事実を認定した上で、付言で歴史的に差別があったと。解決への道筋を示し双方に呼びかけています。

5人の証人で明治の差別の実態、不当労働行為の背景を明快に立証しました。残る会社証人の立証が10月29日で全てが終了します。

争議解決への位置づけの審査指揮がどのように執られるか。最後の冬の陣でたたかい抜くことを決意し、皆様方のご支援をよろしくお願いします。

【動画を視聴ください】

https://youtu.be/Ejy1X7kB_Oc

 

シュプレヒコール

https://youtu.be/MW60t-Cnvm4

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熱暑の中サマータイム、第93次座り込み行動継続し都労委審問の推移を報告 明治の人事制度の恣意的運用で差別が明らかに!

2024年08月23日 17時17分46秒 | お知らせ

第93次座り込み行動 8月19日 16時~17時

継続する座り込み行動もサマータイム午後4時からでも蒸し暑い中第93次として取り組みました。先月の第92次行動は雨天に見舞われ15分の時間で終了いたしました。

都労委第3次事件39件の証人調べが第一回期日7月24日、第二回期日8月5日と集中的に開催されました。申立人側の主張・立証に対し、第一回会社側からの反対尋問は持ち時間の3分の1程度で残り放棄。第二回目の反対尋問は全て放棄しました。残る8月29日、9月4日で全て尋問が終了していきます。

京橋エドグランの中庭で準備されていく「盆踊り」への協賛金の掲示板が設置されていました。何と天下の「明治」の拠出金は参萬円です。長期争議を解決できないで、争議団、支援共闘会議、支援者などが訴えている行動は、京橋町会に多大な迷惑を講じているものに対し、明治から謝罪の意味を含めて加算金を願いたいものです。

中央通り歩道の植え込みには季節の花が咲き乱れており、目を楽しませていただきました。

主催者挨拶

明治乳業争議支援共闘会議・松本議長

明治HD,株式会社明治社前にお集まりの皆さんありがとうございます。私たちは、この争議を解決するために明治HD川村社長に、中労委命令・付言に基づいて他の大企業と同様に、話合いでこの長期争議を解決していただきたいと要請にまいりました。

食の安全と働く者の権利を守るために、真っ当な労働組合活動をしていた社員に対し赤組のレッテルを貼り、10年間で一人当たり1千万円もの賃金差別をしていたという不当労働行為事件です。到達点は」中労委が不当労働行為も賃金差別も人権侵害も認めた上で、殊に会社に対し話合いで解決をしなさい。これが、お国が会社に対する命令です。

しかし、明治HGDも株式会社明治も一切応じようとしていない。

・・・・・株価の下落、経常利益も低迷している。

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/X3ahexOuTQs

 

(故)加賀谷さんの活動紹介(申立人米元)

 青森県北津軽郡で生まれ地元の高校を卒業後、東京の中小企業に短期間働いた後に、1961年明治乳業市川工場に入社しました。入社後1年労働組合員となり劣悪な労働条件の改善に取り組み旺盛な組合活動をおこないました。市川支部の執行役員、インフォーマル組織明朋会に乗っ取られた中でも、職場代議委員として職場要求実現のために頑張りました。賃金昇格差別が激しくなる中で、全国の職場から差別を一掃しようと全国連絡会を立ち上げ、差別是正の要求を突きつける運動など全国の先頭にたって奮闘してきました。・・・・・。

初代団長の沢口昇さんから引き継いで2代目の団長を務め奮闘してきました。・・・。

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/25jSlfpg6Fk

 

(故)沢口さんの活動紹介(申立人小関)

 初代の団長沢口昇さんは昭和6年生まれなんです。私たちより一回り上の方でした。東京の下町育ちで気っ風のいい、年の割には清々しい方でした。市川工場に来る前は戸田橋工場に勤務していて労働組合活動をおこなっていた。市川工場が昭和36年に操業開始されたことから、基幹要員として転勤されてきた。若い労働者が昭和39年迄100人、200人と入社してきた新入社員にベテラン労働者として教育をしてきた。

酪農家から受け入れる受乳職場で働き、若い社員が牛乳缶から牛乳を漏らしたりした時などは、牛乳の一滴は酪農家の血の一滴なのだから大切に扱うことを厳しく指導したりした方でした。ですから、酪農家にも会社にも信望が厚かった。職場では班長をしながら市川支部では支部長をやり、関東の地区委員長もやりとげているところに、大幅な人減らし合理化を強行する中でインフォーマル組織がつくられ、職場では鬼班長とまで言われていた沢口さんでしたが、班長職を解かれ余剰人員を集める青空職場に押し込められていく。・・・・・。

 信望のあった沢口さんは職場で「縁結び神様」とまで言われ21組も仲人をやってきた人でした。・・・・・。66歳で亡くなってしまいました。

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/XH-6libuM8Y

 

東京地評・久保常任幹事

 話合いで争議を解決してほしいと毎月この場所で座り込みをおこなっています。争議団員64名の内27名が他界してしまいました。先週はお盆でした。天国から1日も早く争議の解決をと望んでいると思っています。無念の思いもあるでしょう。皆さんと一緒にはらしていきたいと考えています。東京地評の定期大会が9月29日にその準備に追われていますが、人事院勧告が8月に出まして2.7%、今度は東京都人事委員会から都で働く仲間、区で働く仲間の賃金闘争がいま展開をされているところです。そして最賃につきましては全国の目安が出まして、東京都も方針が出ましたプラス50円ということで1163円がでています。人事院勧告、最賃引き上げに全力をあげているところです。争議の解決もいくつかあります。・・・・・。

 若い労働者に労働組合に入ろうよ、一人では解決できないことも労働組合ならば解決できる組織ですよ、労働組合は憲法にも保障されていて団結ができ団体交渉もでき団体行動もできるからこそ人権が守られる。・・・・・。

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/aawm5en0lgs

 

参加者へのお礼と決意・松下副団長

 サマータイムで実施しています暑い中のご参加に感謝とお礼を申し上げます。

二つにわたって報告します。明治乳業差別事件の残存39事件を「併合」して審査する第1回証人尋問が7月24日開かれ、申立人小関証人が総論立証に応じました。尋問では、争点に添って申立人らの集団性、仕事における同質性・均質性、差別と格差の実態、108万円(年間)にもなる格差は労働組合活動を嫌悪したため生じたものかなどが整然と立証されました。

 さらに今回、大きなテーマとなった新人事制度では定年までに誰もが(例外あり)4段階目の職分「基幹監督職」に昇格させるとする労使合意が反故にされた不当性と、その大きな要因となった「B考課」制度による差別の実態など事件の本質が解き明かされました。

 現在、世界のビジネス界は人権擁護に向けた取り組みが高まっています。国際「ビジネスと人権」の指導原則により、海外進出を重点方針とする明治グループも「企業行動憲章」を策定し、社会的責任を果たすとしています。しかし一方では、半世紀以上も連続的に労働争議が続き、現在も40年になる人権争議が未解決のまま続きます。

 この現実を憂え7月、争議団と同共闘会議は国連人権作業部会に「(株)明治による労働争議未解決は重大な人権侵害」とする個別の情報をレポートしました。

 9月4日会社証人で結審と予定されています。長期争議解決に向け秋の陣でたたかいぬきます。一層のご支援を宜しくお願いします。

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/xUHUktZxxzc

 

 

シュプレヒコール

 一、都労委の証人立証が進み、差別の仕組み、その具体的実態が明確になっています。残りの立証を待つまでもなく、直ちに争議を解決せよ!

一、都労委審査計画に、当事者間における自主的な和解に向けての努力を怠らないようお願いしますとあります。直ちに話合いの場をつくり争議を解決せよ!

一、(株)明治は、格差と人権侵害を認めた中労委命令と「付言」に示されている解決の道筋に応えよ!

 一、明治グループの企業行動憲章は、人権の尊重を掲げ、すべての人が生まれながらにして自由であり。かつ、尊厳と権利について平等であると定めています。ただちに、憲章を守り、争議を解決せよ!

・明乳争議とすべての争議の早期全面解決に向け、団結して頑張ろう、頑張ろう、頑張ろう

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/z2hjW6TKIkY

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