明治乳業争議団(blog)

働くルールの確立で人間性の回復を!

11月25日、明乳本社・明菓本社前「事業再編」を告発する宣伝実施

2010年11月27日 18時09分39秒 | レポート
 仕事・身分・賃金が危ない!  
 
 11月25日、明治乳業争議支援共闘会議と争議団は、明治グループが予定する来年4月からの「事業再編」には、明治乳業及び明治製菓に働く全ての労働者の、仕事・身分・賃金に大きく影響を及ぼす重大問題が含まれていることを知らせる、一斉宣伝行動を行いました。
早朝8時から9時の同時間帯に、明治乳業本社及び明治製菓本社(明治HD)前で、当該争議団や支援共闘役員らが次々とマイクを握り、会社が提案している「明治グループ一本化」を前提とした、人事諸制度や資格・賃金制度などの問題について、出勤する社員にチラシを配布しながら訴えました。
特に、賃金水準に大きな差が生じていることが、食品年収ランキングで見ると明治製菓14位(年収769.6万円)、明治乳業41位(646.3万円)との差額は123.3万円。移行するに当たり、二社の資格・賃金制度を強引に一本化することでの矛盾を、「調整給」や「激変緩和措置」などの一時しのぎにしている問題や、連結子会社だけでも51社もが出向対象となる可能性など、提案内容から見えてくるリストラの危険性を訴えました。「争議団のビラは受け取るな」等の、社内妨害があるとは考えたくないのですが、足早に出勤する社員が多い中でも、ビラを受け取り素早くカバンやポケットに仕舞い込む社員の姿が印象的でした。この宣伝行動には、支援者も含め明治乳業社前に9名、明治製菓・HD社前にも9名の総勢18名でした。
争議団と支援共闘会議は、「事業再編の前に長期争議を解決せよ!」の要求と、無謀なリストラから雇用・暮らしを守る要求を掲げて宣伝行動を頑張ります。
 尚、宣伝チラシは、HPの争議団ニュース・ビラのセクションからお読みください。
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