2月17日(木)事業再編の問題と争議解決せよと訴える!
この4月1日から、明治製菓の菓子部門を乳業に吸収し、新会社、「株式会社 明治」と「Meiji Seikaファルマ」という2つの事業を立ち上げると発表された。この「事業再編」から見られる問題点を整理し4回目の宣伝を行いました。
(HPからチラシ参照)
新資格制度の「役割給」を導入することによって、賃金は基本給を廃止して全て、「等級制度、評価制度、報酬制度」に切り替える。前のブログでも紹介していますが、ネットからの情報によると、食品業界の年間における社員の平均給料は、明治製菓が14位、明治乳業が41位でその差額は120万円もあります。この格差を一本にしていくために、提案主旨では、「自らのチャレンジ」でやりがいある制度などと述べていますが、他の企業では見直しをせざるを得ない「成果主義制度」を敢えて導入するという、これは、将来的に技術を教えない、伝承しないなどの問題が発生し、労働意欲の低下につながり企業の発展にマイナスになることなども指摘しました。
同時に、人員整理は行わないとしますが、明治グループの連結子会社などへの転籍・出向を行うとしています。まさに、賃金・労働条件の低下など雇用破壊に結び付く大きな問題であること、労働者への犠牲は許されないと明菓本社、明乳本社の社員に訴えました。
通行人の青年は、かつて明治乳業に関連する仕事をしていたと言って、どのような宣伝なのですかと問いかけてきました。
一つは、明治製菓と明乳が経営統合し明治HDが親会社として経営活動をしているが、この4月から事業再編を行い、120万円からの賃金格差を一本していく矛盾を知らせていることと、明乳の中での賃金差別是正で闘っている争議を解決せよと訴えているのですよと話すと、ホールディングスにしていくことは今流行りですねと。労働者にかけられてくる問題を訴えることはすごいですね、がんばってくださいとチラシも受け取って行きました。