明治乳業争議団(blog)

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牛乳の放射能検査が…「クーラーステーション」で拡がる命の不安

2011年10月10日 10時29分33秒 | お知らせ
福島の子どもたちに「甲状腺異常…」が報じられる

ようやく36万人対象の検査が10月9日始まった

10月4日の夜、各テレビ局は「福島の子どもたち130人を検査したところ、10名の子どもたちの甲状腺に変化が見られた」と一斉に報道しました。
 「福島原発の事故による放射能の影響と決め付けられないが、今後の経過を見守る必要がある」としています。
 チェルノブイリの原発事故では、事故以降5年、10年後という経過と共に「甲状腺癌が多発」と報道されています。福島の子どもたちの今後が心配されます。
 また、今回の検査はNPO団体が行なったもので、国・政府には早急に福島県だけにとらわれることなく、広域に渡って健康診断を実施すすることが求められています。
10月5日早朝のワイドショーでは、甲状腺の異常を伝えられた母親が「頭が真っ白になった。子どもの未来はお金では買えない…」とインタビューに答えています。
 福島県が10月9日から始めた検査は、18歳以下の36万人を対象に2年半かけて行うと云うものです。検査される対象者に異常のないことを切に願うものです。

牛乳の放射能検査は酪農家単位で!(東電と国に損賠請求を)

(株)明治は、最大のパートナー酪農家の将来を支援すべきです


「低濃度の放射線でも健康被害は発生する」世界の常識です。
 現在、クーラーステーションに集められた牛乳は、汚染されている牛乳と汚染されていない牛乳を混ぜ合わせ検査しています。
 これでは、牛乳に含まれている放射能物質(放射線)を「0」にすることは、何十年も先のことになります。
 各酪農家の検査を実施することは容易に出来ることであり、一日も早く酪農家単位の検査に戻し、汚染された牛乳は出荷停止とし、「東電」にその保障を指示すべきです。 子どもたちが学校給食で毎日飲んでいる牛乳。先日も、株式会社 明治(旧・明治乳業)の学校牛乳(町田市)に1kgあたり6ベクレルのセシウム汚染が、町田市の吉田つとむ市議により公表されました。同市議が問い合わせた『株式会社 明治』では「政府の暫定基準値以下だから安全です。放射能測定は実施しているが公表はしない」と、無責任な態度に終始しています。
 つい先日まで「放射能測定は行なわない」としていた『株式会社 明治』ですから、どこまで徹底した検査が行われているかは大いに疑問ですが、その数値は正確・迅速に広く公表すべです。
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