明治ホールディングス第5回株主総会に参加して
2014年6月27日、ザ・プリンスパークタワー東京を会場として開催された
事前質問書への不十分な回答を紹介していきます。
第一報は、
浅野茂太郎社長は事前質問書には回答を避け、仕組んだ株主の質問を通して、自己責任を回避するするためにビジョンのポイントを紹介しながら、達成に至っていない経営上の失敗を正当化するために、その穴埋めを労働者に求める姑息な言い訳のビジョンを述べ「責任回避」の弁明を演じた。
2009年4月「明治乳業」「明治製菓」が経営統合し、「相乗効果」を求め2010年9月にぶち上げた「2020ビジョン」は、早や5年を経過しつつも当初の「相乗効果」を生み出すことも出来ずに目標に遠く及ばない。
当初の水準のまま折り返しの年度で総会を迎えた。
経営統合からこの5年間、海外への市場拡大を謳ってもままならない中で取った措置は、2011年4月「事業再編」をおこない「新資格制度」を導入して労働者に犠牲を強いてきている。
第5回株主総会質疑の最後の発言株主に、敢えて、浅野社長の最後の務めとして、達成に近づかない2020ビジョンの「言い訳」と自らの経営責任を棚上げするとも捉えられる発言のお膳立てをつくり、事業再編の経過からも利益が上がらない現状と状況から、なおかつ労働者への犠牲を伴うことに含みをもって、経営陣だけでは達成できない課題だ、と「責任放棄」。
この5年間労働者のみなさんは、一生懸命働いてきたし働いています。
この余に及んでのこの時期に、経営能力からの失敗を、全社、全部門で乗り切れと責任転嫁し、もっともっと一丸となり目標に向かって働けと全労働者に責任をなすりつける話しを行った。
10年間のビジョンを残る5年間で達成させるという強硬策がどのような方策で出てくるのでしょうか。
本来なら、これまで達成の足掛かりをつくることが出来なかった、ビジョンの作成にあたった一代目佐藤尚忠、二代目浅野茂太郎両社長の経営上の失敗を、私が必ず取り戻すという意気込みを新社長・松尾正彦氏が語るべきことと強く感じたところです。
浅野社長の話を紹介して置きますが、どの様に捉えるかは貴方の自由です
2020ビジョンと云うのは、2010年の9月現状の株式会社明治、明治製菓ファルマに旧の明治製菓、明治乳業を改変するという会社再編の発表をするに当たりまして、2020年に向けて明治グループの目指すいわゆる技能というものをですね世界、世間でいうモチベーションして、これにもとづきまして3カ年ごとの中期経営計画、3年度の事業計画を達成していくことであります。
この2020ビジョンのポイントは、事業強化のポイントは、
一つとして、菓子、乳製品事業に於きましては、国内のリーディングカンパニーであり続けること、まとめて簡単にいいますと強い事業はより強くしようということであります。
二つ目に国内における健康、栄養分野を成長させよう。
三つ目に、医薬について海外事業を拡大しよう。二と三は、成長事業を育成伸ばしていこうということであります。
四つ目には、薬品に於いては感染症治療薬、中枢神経治療薬、ゼネリック医薬品で国内のリーディングカンパニーをめざそうと、これはスローガンとして、ゼネリックファームと云うふうにしております。この様に強化するポイントをつくってビジョンをつくっておるものであります。
これに対してじゃあ実現の意気込みはどういうことかと申しますと、このビジョンそしてこれを裏づけます中期経営計画を進めまして、
それぞれ達成にはですね「トップの掛け声」だけでは駄目であろうと云うふうに考えております。全社・全部門もその気になってそれぞれの持ち場立場で力を尽くすことが大切であります。
私を含めまして経営陣は、社員が思い切って仕事が出来る環境つくりを心がけていくことが大切と考えております。
その中から達成への道筋も出てくるものと考えています。数字のイメージとしましては売上高1兆5千億、営業利益5%以上を掲げておりますけれども、売上高については数字にこだわらずその中身をですねしっかり見ていきたいと思います。それから数字の面では営業利益5%以上の実現に重きを置いてですね取り組んでいきたいということでございます。以上、2020ビジョンについてご回答申し上げました。
(社員株主大きな拍手)
2014年6月27日、ザ・プリンスパークタワー東京を会場として開催された
事前質問書への不十分な回答を紹介していきます。
第一報は、
浅野茂太郎社長は事前質問書には回答を避け、仕組んだ株主の質問を通して、自己責任を回避するするためにビジョンのポイントを紹介しながら、達成に至っていない経営上の失敗を正当化するために、その穴埋めを労働者に求める姑息な言い訳のビジョンを述べ「責任回避」の弁明を演じた。
2009年4月「明治乳業」「明治製菓」が経営統合し、「相乗効果」を求め2010年9月にぶち上げた「2020ビジョン」は、早や5年を経過しつつも当初の「相乗効果」を生み出すことも出来ずに目標に遠く及ばない。
当初の水準のまま折り返しの年度で総会を迎えた。
経営統合からこの5年間、海外への市場拡大を謳ってもままならない中で取った措置は、2011年4月「事業再編」をおこない「新資格制度」を導入して労働者に犠牲を強いてきている。
第5回株主総会質疑の最後の発言株主に、敢えて、浅野社長の最後の務めとして、達成に近づかない2020ビジョンの「言い訳」と自らの経営責任を棚上げするとも捉えられる発言のお膳立てをつくり、事業再編の経過からも利益が上がらない現状と状況から、なおかつ労働者への犠牲を伴うことに含みをもって、経営陣だけでは達成できない課題だ、と「責任放棄」。
この5年間労働者のみなさんは、一生懸命働いてきたし働いています。
この余に及んでのこの時期に、経営能力からの失敗を、全社、全部門で乗り切れと責任転嫁し、もっともっと一丸となり目標に向かって働けと全労働者に責任をなすりつける話しを行った。
10年間のビジョンを残る5年間で達成させるという強硬策がどのような方策で出てくるのでしょうか。
本来なら、これまで達成の足掛かりをつくることが出来なかった、ビジョンの作成にあたった一代目佐藤尚忠、二代目浅野茂太郎両社長の経営上の失敗を、私が必ず取り戻すという意気込みを新社長・松尾正彦氏が語るべきことと強く感じたところです。
浅野社長の話を紹介して置きますが、どの様に捉えるかは貴方の自由です
2020ビジョンと云うのは、2010年の9月現状の株式会社明治、明治製菓ファルマに旧の明治製菓、明治乳業を改変するという会社再編の発表をするに当たりまして、2020年に向けて明治グループの目指すいわゆる技能というものをですね世界、世間でいうモチベーションして、これにもとづきまして3カ年ごとの中期経営計画、3年度の事業計画を達成していくことであります。
この2020ビジョンのポイントは、事業強化のポイントは、
一つとして、菓子、乳製品事業に於きましては、国内のリーディングカンパニーであり続けること、まとめて簡単にいいますと強い事業はより強くしようということであります。
二つ目に国内における健康、栄養分野を成長させよう。
三つ目に、医薬について海外事業を拡大しよう。二と三は、成長事業を育成伸ばしていこうということであります。
四つ目には、薬品に於いては感染症治療薬、中枢神経治療薬、ゼネリック医薬品で国内のリーディングカンパニーをめざそうと、これはスローガンとして、ゼネリックファームと云うふうにしております。この様に強化するポイントをつくってビジョンをつくっておるものであります。
これに対してじゃあ実現の意気込みはどういうことかと申しますと、このビジョンそしてこれを裏づけます中期経営計画を進めまして、
それぞれ達成にはですね「トップの掛け声」だけでは駄目であろうと云うふうに考えております。全社・全部門もその気になってそれぞれの持ち場立場で力を尽くすことが大切であります。
私を含めまして経営陣は、社員が思い切って仕事が出来る環境つくりを心がけていくことが大切と考えております。
その中から達成への道筋も出てくるものと考えています。数字のイメージとしましては売上高1兆5千億、営業利益5%以上を掲げておりますけれども、売上高については数字にこだわらずその中身をですねしっかり見ていきたいと思います。それから数字の面では営業利益5%以上の実現に重きを置いてですね取り組んでいきたいということでございます。以上、2020ビジョンについてご回答申し上げました。
(社員株主大きな拍手)