5.27全労連・東京地評争議支援総行動展開
・すべての争議の早期全面解決を!
・裁判所・労働委員会は公正な判断をおこなえ!
・新型コロナによる解雇・被害を補償しろ!
・憲法を職場とくらしに活かそう!
上記各スローガンを掲げ終日雨天に見まわれましたが、当事者も支援者も争議解決に向けひるむことなく争議を抱える各企業社前で心一つに展開しました。合わせて、係争中の争議組合、争議団は裁判所、労働委員会に対しても公正判断を求めて要請を行いました。
明治乳業争議団も株式会社明治社前(京橋エドグラン)で展開し、雨の荒天の中に115名が結集、松田克也社長に対し抗議・要請行動を展開しました。
主催者挨拶
全労連・黒沢幸一事務局長
動画をご覧下さい
https://www.youtube.com/watch?v=Wf5fGq1_Yqk
連帯挨拶
千葉労連顧問・明治乳業争議支援共闘会議・松本悟議長
動画をご覧下さい
連帯挨拶
埼労連・新島善弘議長
動画をご覧下さい
決意表明
明治乳業争議団・小関守団長
動画をご覧下さい
シュプレヒコール
当該争議団・武田和夫
新型コロナ感染拡大防止(緊急事態宣言)唾の飛沫防止の関係から項目を読み上げ確認の拍手で行いました。
一、(株)明治のバイト採用面接セクハラは許されないぞ!
一、明治HDの扱った「爪水虫薬」販売元に業務改善命令が出ている、社会的
責任を果たし謝罪をおこなえ!
一、明治HDは、10億円水増し事件・不正会計の真意を明らかにしろ!
一、(株)明治は、格差と人権侵害を認めた中労委命令に従い
話し合いに応じろ!
・裁判所・労働委員会は公正な判断をおこなえ!
・新型コロナによる解雇・被害を補償しろ!
・憲法を職場とくらしに活かそう!
・明乳争議とすべての争議の早期全面解決に向け団結して頑張ろう
【行動実行委員会 要請書】
2021年5月27日
株式会社 明治
代表取締役社長 松田 克也 殿
5・27争議支援総行動実行委員会
全国労働組合総連合(全労連)
議 長 小畑 雅子
東京地方労働組合評議会(東京地評)
議 長 荻原 淳
明治乳業争議支援共闘会議 議長 松本 悟
明治乳業賃金昇格差別撤廃争議団 団長 小関 守
要 請 書
私たちは、労働組合の全国組織・ナショナルセンターである全労連(18単産・47地方組織・100万人が参加)であり、首都東京のローカルセンターである東京地評(33単産・40地域組織・36万人が参加)です。わたしたちは、不当な解雇の撤回、労働者いじめの根絶、労働組合に対する不当労働行為の一掃をめざして、全力でとりくんでいます。
私たちは、利益至上主義・株主偏重の経営体質を改め、労働者と国民、地域と環境を大切にする企業経営を求めています。私たちは、すべての企業が、日本国憲法と労働基準法や労働組合法などの労働諸法を守るとともに、社会的規範や企業倫理・モラルを守り、コンプライアンス(法令遵守義務)を強化し、その社会的責任(CSR)を果たすよう強く求めています。
本日の「5・27全労連・東京地評争議支援総行動」には、全国から23の労働組合や争議団が参加し、「①すべての争議の早期全面解決を!②裁判所・労働委員会は公正な判断をおこなえ!③新型コロナによる解雇・被害を補償しろ!④憲法を職場とくらしに活かそう!」をスローガンに掲げて、関係各社に申し入れ・要請行動を行っています。
貴社におかれましては、企業の社会的責任を果たし、一日も早く良好な労使関係を確立するためにも、関係する争議の全面解決のため真摯に努力をされるよう、以下の諸点を要請します。
記
一、都労委審査を待つまでもなく、司法判断でも維持された中労委命令「付言」に基づく全面解決への道筋である「互譲による合意」に向け、早期に話合いの場が設定されることを強く求めます。
一、売上高10億円の水増し発覚など、明治HDは株主の信頼を揺るがす深刻な事態です。信頼回復に向け、異常体質の象徴である労働争議の解決を決断すべき局面にあることを強く申入れます。
以上