いつまでも100kmウォークの余韻に浸っていたいのだけれど、
北海道マラソンが控えている。
あと1ヶ月ちょっと。
暑いけれど、日焼け止めクリーム厚塗りしてご近所を走りに出かけてきました。
ゆるゆるとした坂道を上ってゆくと、
前方に倒れた自転車と、地べたに座り込んでいる男の子(小学1年生か年長くらい)が。
おそらく自転車に乗っていてコケたのだろう。
泣いてはいない。
出血もなさそうだし、痛がっている様子も無い。
ただ、目が、なんというか庇護を訴えている。
で、私としては坂の途中で止まりたくないのね、正直なところ。
先はまだまだ上りが続くし、おまけに傾斜もきつくなる。
ここで1度止まってその子と喋ったり怪我の確認をしたりすれば、
再び走り出すのはきつさ150%増しになること間違いないし、
なんといっても見た限りではなんともなさそうだ。
「大丈夫かー?」と声をかけて走り去る手もあるけれど、
やはりこういう場合は怪我の程度を確認するのが人の道でしょうと、
丁寧に立ち止まり、膝をつき、怖くないようサングラスも外し、怪我の具合を確かめた。
肘膝を特に痛がるようでもなく、血もでていない。
「どこか痛いとこある?」と訊くと、右だか左だか、人差し指を立て、
反対の人差し指で「ここが痛い」と言うので見てみると軽くすりむいている程度。
親は一緒じゃないのか、家は近いのか、一人で歩けるかと訊いていると、
向こうから子供の集団が駆けてきて、どうやらその子はその集団の一員らしく、
あっという間に自転車を起こし、わらわらわらーっと去っていってしまった。
いったいなんだったんだ。
まぁ元気なことはいいことだと、そこから再スタートしたけれど150%増しの強度よ(笑)。
でも下手に子供に声をかけるのもまずい時世なのかな。
「優しいおばさんだ」と思ったのか、
「怪しいおばさんだ」と思ったのか。
後者ではありませんように。ちゃんとサングラス外したぞ。そんな問題ではないか。
やっぱり余韻だわ。
先日の100km歩こうよのニュース動画を見つけたので、余韻をおひとつどうぞ。
って、私は一切映ってはいません。
私がゴールしたときはまだ真っ暗闇の時間帯で、
硫黄山の姿も見えなかった。ただニオイで今硫黄山の横を歩いているのだなと。
夜が明ける頃の景色も見てみたかったな。夜明けの匂いや空気も吸ってみたいよな。
こっちの時間帯のゴールのほうが楽しそうかも(笑)。
外が明るいと違いますね。