毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

17ページ 6行目 274

2019-10-29 23:10:10 | 本 3

 

 

そろそろ特捜部Qシリーズ2作目を読み始めてもいいかなと、

━キジ殺し━を数ページ読み始めたのですが、面白い。

これはかなり期待してよさそう。

出だしからきっちり読み込んでおかないと途中で「え、これってなんだったっけ」になること間違いなく、

例によって人の名前がなんというか覚えにくく(スンが多いかな、イェンスンとかクヌスン、トゥーヤスンにラスン、イェベスン。日本だと山田、和田、小田、小和田、小山田みたいな感じになるのか?)、

外国人が日本の小説読んだら苦労するかもなんてふと思ってしまった。

ちなみに時代小説は日本人の私でも苦労の連続です。

 

が。

また図書館から予約本が届きましたと連絡が来て、

それって最近いれた予約ではなくずっと前にいれていた予約本がこの時期に届いたわけで、

それもそういう本ってどういうわけか何冊かまとまって来る。

今回は3冊届いてしまったので、

特捜部Qはいったん横に置くしかなさそう。

一気に読み通したいのになんだかこれってストレスだな。

 

ではいつものようにこの10日間に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写し、

あとは感想にも紹介にもならない雑文です。

 

 

 

 

 ガン入院オロオロ日記/東海林さだお

 いきなりパッチリで、いきなりいま自分が置かれている状況がはっきり理解できた。

 

 

北欧ミステリばかり読んでいたので、

こう何か違った、全然まったく違う類の本を読みたくて選んだのが東海林さだおさんでした。

ゆるいのになんだろこの鋭い観察眼。

選んだ理由が「ガン・入院・日記」だったからなのに、

それに関するページはわずか。1冊まるごとではなかったのね。

 

 

 

 

 

 ピラミッド/ヘニング・マンケル

空行

 

ヘニング・マンケルのヴァランダーシリーズは好きで、これが10作目なはず。

スピンオフ作品も含め結構飽きずに読んでいます。

短中篇からなるこの本はシリーズの続きではなく、シリーズが始まる前の話で、

登場人物やらどんな話だったか出来事を思い出すのが大変だった。

まぁ読んでいるうちにじわじわっと思い出していくのだけど。

ヘニング・マンケルは2015年に亡くなってしまったけれど、

未訳のシリーズが何作かまだあるのだそうだ。

楽しみに待っていよう。

 

 

 

 

 

 波/ソナーリ・デラニヤガラ 佐藤澄子訳

いた。彼らには私が見えず、私も彼らが見えなかった。「ムフダ ゴダ ガハラ。マハソナ ア

 

 

2004年スマトラ沖地震。

スリランカを襲った津波で著者は両親、夫、二人の子供を失うのだが、

残酷凄惨なミステリは読めるのに、

フィクションではないこの著者の文章はつらくて読み続けることが出来ず。

自分はまだまだだめだなと。

 

 

以上、274回目でした。