毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

17ページ 6行目 283

2020-02-09 23:36:36 | 本 3

 

長々とこのシリーズを続けてきていますが、

どんどん面倒になってきています。

大したこと書いているわけでもないし、読書記録というよりメモ的書き留めで、

それでもやめてしまうと何を読んだのかわからなくなるからやっぱり記録しておくべきなのか。

うーん。

うーん。

継続は力なりって言葉、あるし。

 

やっぱりそれではいつものようにこの10日間に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写し、

あとは感想にも紹介にもならない雑文です。

 

 

 

 

 身体のいいなり/内澤旬子

思うように動いてくれずに無様な動き方をしてしまう。クラスメートどころか先生まで失

 

内澤さんが乳がんに罹っていたことは知っていたけれど、

4回、切除、切除、全摘、乳房再建と4回も手術をしていたとは。

乳がん以前から始まり、発見、手術、その後を書いたエッセイだけどいわゆる闘病記風な話ではなく、

いえ、がっつり闘病しているのだけれど内澤さんの死生観というのがつねに底辺に構えていて、

竜骨のイメージが湧いてきたのだけれど、病気に対する考えがとてもしっかり明確で徹底している。

湿ったところのない、ドライとも違うのだけれど、圧巻達観の一冊でした。

 

 

 

 

 

 あしたはアルプスを歩こう/角田光代

で、ひまわりみたいな人である。スガワラさんはたいへん温厚そうに見える。人と旅

 

いやぁ、このカバーはいけないと思います。描いた人には悪いのだけれど。

ジャケ買いはないだろな…。

が、しかし、中はかなり好きです。私の読んだ角田さん本のなかではかなり上位にランキング確定。

お花畑をトレッキング程度の心構えでイタリア・アルプス・ドロミテに飛んだものの、

雪山をザイルとアイゼンで歩くことになってしまう。

で、ルイージ・マリオさんというスーパーヒーローな名前のガイドさんの話がとてもいい。

さらに解説の三浦しをんさんがとてもいい。

というか、しをんさんも角田さんが出演したこの「トレッキングエッセイ紀行」という番組に出たことがあり、

実は私は運よくそのときのしをんさん版を観ており録画までしてある。

番組制作スタッフもほぼ同じメンバー(しをんさんはバリ島)、

しをんさんの四苦八苦悪戦苦闘ぶりを何回も見ていたので二重の楽しさを味わえたのでした。

 

 

 

 

 

 世界は終わりそうにない/角田光代

6行目は空白。

 

最近角田さんのエッセイを多く読んでいるけれど、

思うに私の中で2パターンの角田さんがあり、

ひとつは楽しく弾んでる角田さん、もうひとつはおとなしめの角田さん、

どちらかというと、というよりはっきり言えるのだけれど私は断然楽しく弾んでいる(ように感じる)角田さんの書く文章がなんというか面白くて、

おとなしめの文章にあたると、しまったと思ってしまうのは悪い読者だろか。

三浦しをんさんとの対談も載っていて、あらためてしをんさんの対談力ってすごいなと。

角田さんと三浦しをんさん、内澤さんと宮田珠己さん高野秀行さん。

私が好きな作家さんは作家さん同士でも親しいらしく、穗村さんも川上弘美さんもつながるし、そういう好みってどこかでつながるものなのでしょか。

 

なんだかもっといっぱい書きたいことがあるような気がするのですが、

今日はここまでとします。

 


汚いマスク

2020-02-09 22:38:38 | 2020

 

いつものスーパーに買い物に行き、

買った品をマイバッグに入れているとき、

かなり近い距離(ほぼ真横)に男性の顔が接近してきたのでそちらを見ると、

マスクをした高齢の男性(推定年齢80前後)が立っていて、

そのマスクというのが何日使っていたのかわからないくらい薄汚れており、

白いはずの色が白ではないくすんだ色合い、マスクの素材もなんだかよたっていて、

おまけに口角あたりに煮物の汁のような色がついている。

身震いしました。

こんな汚いマスクなんてありなのか。

マスク品切れでそれが手持ちの最後の一枚だったのかもしれないけれど、

そんなに汚いマスク、かえって体に悪くないか?

というよりそれは気持ち悪い。

無頓着なのか、節約なのか。

あまりに衝撃的な汚さだったので、つい投稿してしまいました。