今読んでいる本(君がいない夜のごはん/穂村弘)のなかに書いてあったこと。
食べ物には四種類ある、と思いつく。
a 昔も今も好きなもの
b 昔は好きだったけど今は嫌いなもの
c 昔は嫌いだったけど今は好きなもの
d 昔も今も嫌いなもの
私の場合、aはチョコレートでしょか。一番最初に浮かんだので、きっと間違いないかと。
高級チョコより、普通にスーパー・コンビニで売ってる板チョコを愛します。
ガーナ、クランキー、ミルキー、たまにダース、マカダミア。
b。これ問題だな。今は嫌いというより、今は食べなくなったものならたくさんあります。
まず、ジュース類。昔はファンタのゴールデンアップルとかミリンダとか飲んでたのにね、
いつごろからかなぁ、キリンオレンジ?バヤリースオレンジ?全然飲まなくなった。
それと気の抜けたコーラも好きだったんですけど、コーラも飲まなくなったなぁ。
ケンタッキーも四,五年食べてないような気がする。
家庭でも揚げ物激減しているし。月に二回ぐらいかなぁ。
これって好みというより年のせいでしょか。
Cなんて完全年が絡んでくると思う。
レンコン。お雑煮。魚。大福。お赤飯。昆布巻き。煮物全般。
dも、嫌いというよりダメなものですが、羊羹。最中。お饅頭。ウニ。サトイモ。
これは他所を寄せ付けない、ダントツ走って逃げる食べ物でしょか。
濃くて、そう、ウニ以外はみな食感に共通点があると思いません?
歯触りというか、ぬちょーねたーと食い込む歯の感覚、舌触り。おぉ、思い出して鳥肌立ってきた。
自分で食べるのはもちろん、横で食べられるのもダメですね、連想連鎖で地獄に落ちる。
で、穂村さんなんですけど、
と、ここまで書いてきて、もうひとつのタイプがあるような気がしてきた。
e 周期的に好きになるもの
あ~、わかる、あるある密なブームというか、またきたなってやつ。
今はチーズかも。去年いったん去り、今月からまた復活している。
好きになったり、そうでもなくなったり。
そう、そういえばチーズも食感がダメで子供のころは泣いたのよね。
昔は石鹸のような塊のチーズ。歯ごたえというか、歯触り、前歯がチーズにくいこむ、
この感覚がひょえ~~でダメだった。
そうか、私の基準はこの最初の一口の食べ物と歯の出会いなのか?
スライスチーズやとろけてとろとろチーズは前歯で突き進まなくても食べれるし。
ヘンかも。味じゃなくて歯か。
羊羹、最中、お饅頭、サトイモ、昔のチーズ。
チョコはチョコでもチョコ饅頭とか玉チョコもダメだし。これは甘味と食感だな。
そうか。食感か。
あまり人に訊いたことありませんが、食感による好き嫌いってあるんでしょかね。
娘は食感でどうのこうの言ったことは無かったと。
まぁいいか(笑)。
みゆきバージョンもあるとか。
これを読んでいるみなさん、お気を付けください。