そうそう、ってまだ出だしなんですけど、
昨日雑魚寝はキツいと書きましたが、これはちょいと違うかなと。
私全然雑魚寝OKなのよね。←おっと、大嘘つき野郎か。
雑魚寝はOKなんだけど、夫方の親族一同のなかでキツく感じたのは、これは歳のせいではないなと。
そういう意味合いで書きたかったんだなと。ちんぷんかんでしょか。
で。
叔父の葬儀会場となったのが、住民のための多目的ホール(施設)でして。
過疎の、超度級の田舎なんですけど、建物はなかなか立派。
葬儀会場、控え室と並び、その向こう端になぜか図書室の入り口がついておりまして。
お通夜の始まる前に、我慢できずに、ちらりと覗いてみた。
どれだけ本は揃っているんだろ。新刊本はどうなのよとね。
…。いやぁ。びっくりしましたわ。
ざっと見なんですけど、新しい本がわんさかあるのよ。
札幌ではお目にかかれない新刊本や人気本が普通に棚に並んでるの。
『謎解きはディナーのあとで 2』なんて、札幌の図書館では予約第1位で、今見たら769人待ちですから。
それが、ぽんとある。
ざざざ~っと書架を追ったんですけど、予想外に揃っているのには驚き。
司書さん不在だし。
翌朝。
告別式までたっぷり時間がありまして、図書室潜入。
この日は司書さん在室。
ちらりと訊いてみました。
図書室に置いてない本のリクエストがあれば、新刊本はほぼ購入するのだそうです。
ただし、よほど専門的な本や、他に読みそうにな人がいない本などは断わるそうですが。
あとは道立図書館から取り寄せたり、相互貸借を利用したりで、
取り寄せの場合は、1週間ぐらいで借りたい人に本を渡せるそうな。
『私なんて今一番長い順番待ちは下町ロケットで、700番ちょっと、
去年の6月9日に予約した本がやっと先日回ってきたんですよ』と話したら苦笑いしてました。
札幌に対し、ここは1500人に満たない住民でしょ。
で、ふと思いついて本の後ろを開いてみたら。あった、あった、貸し出しカード。
札幌はバーコードでぴっですけど、昔ながらの貸し出しのカードが挟まってある。
先日やっと手元に来た、確か600番待ちだった、6月9日予約の「偉大なる、しゅららぼん」、
この貸し出しカードをチェックしてみると。
うそっ。4人。たったの4人しかこの本を借りてないっ。
(まぁ過疎&高齢者がほとんどですかから、万城目さんはアレかもですが)
いやぁ、図書室の書架はヨダレもんの充実度でしたわ。地方だ過疎だと侮ることなかれでしょね。
ちなみに、これは流れは違いますけど、思わず興奮の雄叫びをあげてしまったのが、
羆嵐/吉村昭さんの単行本があった。文庫本しか見たこと無いし、私が持っているのも文庫本。
いやぁ、あっちも怖いですけど、こっちの絵も怖さ倍率どん。いやぁ、この本欲しい。単行本欲しい。
寄贈本になってたなぁ。見れば見るほど怖い装丁。
私って結構所有欲強くてね、所有欲というより蒐集癖でしょかね、好きなものはそばに置きたくなる。
探してみましょか。この本を見かけたら、ぜひご一報ください。
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