貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

黄色いカンナに慈愛を!

2017-09-08 10:19:44 | 日記
黄色いカンナに慈愛を!

平成29年9月8日(金)

 幼い時の夏野思い出は、セミと蜻蛉と雲と

川遊び、蚊帳の中に蛍を入れて・・・・。

 そして、井戸の中で冷やしたスイカと

庭に咲く赤いカンナ。

 私も散歩道には、黄色いカンナが石垣の上に

ひらひらと・・・・。

 今年もよく咲いている。

 車からもよく見える花の一つ!



カンナという花名の由来は、葦(アシ)を意味

するラテン語が語源。この植物の茎がアシのよう

に管状(中空)になっていることによるという。

 花言葉の「情熱」「快活」は、カンナの真夏

の日ざしに負けない強さと華やかな花姿に由来。

 「妄想」の花言葉は、鮮やかで幻想的なその

花色にちなむといわれているという。

 この花は、ひまわり、コスモス等の花と

同じように、アメリカ大陸からヨーロッパに持ち

込まれたともいわれているそうだ。

 ほんとに飽きない花の一つだ。







 さて、百代橋から降りて・・・。

 隣のトイレで用を足し、芭蕉文学碑を見る。 

 少し読み取りづらし。



芭蕉文学碑



文学碑の説明



「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。」

 最近は加齢のためかこの言葉が、自分の実感と

して分かるようになってきた。

 凄い書き出しである。

 草加市や伊賀上野、大垣などでは、小学生が

暗唱していることだろう。

 幼い時から良き文章は暗唱させていくのがよい。

意味などは後で分かるようになるのだから。 

 つくづく戦後の急転した私の小学生時代に、

少しでもそういう機会に恵まれていたら・・・と

思うこともある。 

 古希過ぎてから細やかな生きがいとも

なったので、まあ良しとしているが・・・。