貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

初めに縁ありき そして・・・・

2017-09-21 09:43:56 | 日記
初めに縁ありき、そして・・・・

平成29年9月21日(木)

 今朝は日本晴れ、風も爽やか、心地よし!!

 昨日は、「ゆとろぎ」で幸せな午後を過ごした。

 「ゆとろぎ」の命名由来、以前神津さんに

教えてもらったが、全くそれ以上。

 「ゆとり」と「くつろぎ」を合わせ、そこから

「りくつ」を抜く。それで、「ゆとろぎ」。

 今朝は、「ゆとろぎ」とキーを押すと、「

湯トロ気」。

 これもいいなあ!

 以前どこかで紹介した宮澤賢治の画本画家の

青梅在住の小林敏也さんの「賢治と雨ニモマケズ」

展があり、生を見る機会に恵まれた。

メモ入りパンフ(すみません)



絵本より









 スクラッチという技法を体得された画家。

 ご本人とはお会いできなかったが、

「はじめに縁あり。コレ即ち

         物匠の背骨ナリ」

という言葉どおり、大学の同級生の桶野

義男氏との縁を尊ばれているそうな。

 結縁から尊縁だな。

 23日に講演もあるそう。生の話も聞い

てみたい。

 その後、神津善行さんの「文化講座と

音楽会」。



 今回は、「面白いジャズ・コンサート」。

 先ず、「プロ中のプロは、何曲くらいい

つでもどこでも吹いたり、弾いたりできる

だろうか。」

 1000曲か2000曲かと思いきや、何と

6000曲だそうな。

 そして、先日世界的トランペッターの

日野さんの世田ケ谷の事件について、本人

の本当の話を聞く。

 やっぱりそうか、という感じ。

 ものごとの真相はこんなもんだというの

が実感。

 そして、楽譜通りでない音楽家と楽譜通

りできない音楽家とに分かれるという話。

 ここ十数年は、館野泉さんとか、

フジコ・ヘミングさんのピアノに陶酔。

 お二人とも自分の感性にマッチし、よき音、

よき調べ、よき音楽をと子ども時代から追究

されてきた感じ。

 魂が揺さぶられ、真底その調べに陶酔できる

し、何度聴いても飽きることはない。

 今日は、何をやるかも決めてないし、揃って

練習もしていない人たち、つまり楽譜もなくても

音楽をつくっていく人たちの演奏会。

 凄い人たちの集まり。まあ、ジャズはそう

でなくてはという感じだけど・・・。

 ピアノは、、山下洋輔さん、クラリネットは

前回も楽しませてくれた鈴木直樹さん、

バンジョーが青木研さん、ドラムが○○さん。

一人ひとりの演奏も流石だったが、今回は

ドラムの○○さんの演奏に舌を巻いた。

 それぞれが掛け合い、響き渡り、つくられ

ていく音楽の調べに魅了された。

 2時間はあっという間に過ぎていった。

 阿吽だ。