貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

蕉道Ⅷ 奥のほそ道パートⅡ 栃木市:大神神社 

2017-09-22 09:22:41 | 日記
蕉道Ⅷ 奥のほそ道パートⅡ 

平成29年9月22日(金)

 今年の長月の時の流れは、特に早い感じ。

 8月頃からか、老柴犬のチャッピーに認知症の

症状が出てきた。夜鳴き、徘徊、昼夜逆転、

食欲の旺盛さ等。

 「安らかな老後を!」とかかりつけの獣医さ

んの言われるように、できるだけゆったりのんびり

過ごせるようこころがけ、工夫してきた。

 一昨日は、周りを角をつくらないよう、ぶつかっ

ても傷したり、痛い思いをしないよう丸い柵を

作る。

 チャッピーの夜半の行動を観察し続け、少し

でも鳴かなくよいよう対応。

 晩秋頃には、夜玄関にサークルを置き、冬対策

するようかなとインターネットで調べていると、

老犬の認知症等の介護でいろいろ工夫したり、

悩んでいたりする人が多いのにびっくり!

 人間だけでなく、犬も長生きし、介護犬が増え

ているんだと知る。

 獣医さんが信頼できる方なので、家内がいろ

いろ相談しているので、まだそれ程深刻ではない

が、深刻に悩んでいる方も多いのでは・・・?

 それにしても、インターネットでの情報の

有り難さを痛感。この先どうなるのかもわかる

ということも含めて有難いなと痛感!

 さて、やっと栃木市に入る。



栃木市:大神(おおみわ)神社

平成29年5月17日 16:05~

鳥居





社殿



 栃木市は、家康の霊柩が日光へ改装され、

朝廷からの勅使(例幣使)が日光東照宮へ

毎年参向するようになり、宿場町として栄

える。

 いわゆる「例幣使街道」(れいへいしかいどう)

というちょっと変わった名の街道である

所以だ。

歌枕として有名な「室の八島」は、

この大神神社である。

 その創建は約1800年前頃、第10代崇神天皇

の皇子、豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)

によると伝えられている。

 別名を六所明神といい、延喜式社の筆頭社と

なっているそうだ。

大神神社由来など








 春(4月中旬ごろ)には馬上から弓を射て

豊作を占う流鏑馬が、秋(11月中旬ごろ)には

「おくるめ様」と呼ばれる童女が神事に奉仕し

て五穀豊穣や安産を祈願する御鉾祭が延々と

行われているという。

大神神社境内案内図



 前回は平成27年の3月末に参詣。

今回は、平成29年5月17日午後3時57

分。夕刻であった。

「御足ひたし所」というテーブル付きベンチ

が新たにセッティングされていた。



そこで休む時間もままならず、芭蕉句碑と

その傍にある、室の八島の散策を開始。

 次回に続く。