熊さんの蟻なめと 春日部市:東陽寺
小池伸介さんの『わたしのクマ研究』を
数日前から読み始めた。
昨晩、クマが蟻を食べる、舐めるということを
初めて知る。
「クマの蟻舐め」という言葉が、極めて印象に
残ってしまった。
5月の樹上での葉っぱ菜食を終えたクマは、
6月から8月にかけて蟻舐めをするそうだ。
蟻は、ご存じのように、集団・家族単位で
生活する昆虫だ。また、卵から幼虫・さなぎ・
成虫と完全変態する。また、季節によって、
その集団の構成が、大きく変わるということも
分かっている。
春から初夏にかけては女王蟻がひたすら
働き蟻を産み、巣のメンバーを増やす。
夏が近づくと、女王蟻は、翌年の女王の候補
になる大きな蟻や雄蟻を産み、巣のメンバーを
増やすという。
そして、8月になると、蟻の巣の中から蛹は
消え、働き蟻が多くを占めるという。
そのことを熊は知っており、6月頃は、石を
ひっくり返して地中に逃げてしまう蟻を丹念に
土を掘り、舐め食べをし、7月頃、大型の
新女王の蛹が増えてくると、動くことのでき
ない蛹を食べては、次の巣へとさっさと移動
するようになるという。
そうこうするうち、熊の実際の食生活は、
熊の年齢や性別によっても異なるという。
いやいや、もうびっくり!と同時に、
基本的には、私たちとそんなに変わらないな
と納得する。
東陽寺

見事な黒松

2019(平成29)年5月17日 11:41~
東陽寺も二度目の参詣である。
黒松も見事な枝振りである。
本殿前の境内に、「笑う少女」の像が目に
ついた。


よく見れば少女なのだが、可愛いお婆ちゃ
んのイメージが強い・・・・?
北村西望氏の作品。
(数ヶ月後、本間美術館で本物を見ることに
なる。もうびっくり!)
粕壁宿に、芭蕉が泊まった寺である。
その碑もあり。

本殿前の境内の黒松の下に、曾良の随行日記中
の
「廿七日夜 カスカベニ泊ル 江戸ヨリ九里余」
を刻む碑がある。
その碑の下の芭蕉と曾良の旅姿は、よく見ら
れるものである。

「おくのほそ道紀行」300年を記念しての建
立だそう。
菩薩の表情も慈悲深く見応えがあった。
小池伸介さんの『わたしのクマ研究』を
数日前から読み始めた。
昨晩、クマが蟻を食べる、舐めるということを
初めて知る。
「クマの蟻舐め」という言葉が、極めて印象に
残ってしまった。
5月の樹上での葉っぱ菜食を終えたクマは、
6月から8月にかけて蟻舐めをするそうだ。
蟻は、ご存じのように、集団・家族単位で
生活する昆虫だ。また、卵から幼虫・さなぎ・
成虫と完全変態する。また、季節によって、
その集団の構成が、大きく変わるということも
分かっている。
春から初夏にかけては女王蟻がひたすら
働き蟻を産み、巣のメンバーを増やす。
夏が近づくと、女王蟻は、翌年の女王の候補
になる大きな蟻や雄蟻を産み、巣のメンバーを
増やすという。
そして、8月になると、蟻の巣の中から蛹は
消え、働き蟻が多くを占めるという。
そのことを熊は知っており、6月頃は、石を
ひっくり返して地中に逃げてしまう蟻を丹念に
土を掘り、舐め食べをし、7月頃、大型の
新女王の蛹が増えてくると、動くことのでき
ない蛹を食べては、次の巣へとさっさと移動
するようになるという。
そうこうするうち、熊の実際の食生活は、
熊の年齢や性別によっても異なるという。
いやいや、もうびっくり!と同時に、
基本的には、私たちとそんなに変わらないな
と納得する。
東陽寺

見事な黒松

2019(平成29)年5月17日 11:41~
東陽寺も二度目の参詣である。
黒松も見事な枝振りである。
本殿前の境内に、「笑う少女」の像が目に
ついた。


よく見れば少女なのだが、可愛いお婆ちゃ
んのイメージが強い・・・・?
北村西望氏の作品。
(数ヶ月後、本間美術館で本物を見ることに
なる。もうびっくり!)
粕壁宿に、芭蕉が泊まった寺である。
その碑もあり。

本殿前の境内の黒松の下に、曾良の随行日記中
の
「廿七日夜 カスカベニ泊ル 江戸ヨリ九里余」
を刻む碑がある。
その碑の下の芭蕉と曾良の旅姿は、よく見ら
れるものである。

「おくのほそ道紀行」300年を記念しての建
立だそう。
菩薩の表情も慈悲深く見応えがあった。
