貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

無花果と 大神神社の芭蕉句碑

2017-09-23 11:00:10 | 日記
無花果と 大神神社の芭蕉句碑
平成29年9月23日(土)

 秋分の日、お彼岸の中日。

 朝方まで降り続いた雨も上がり、ちょっと

冷たい風が吹いている。

 お祭の太鼓も響いてきた。

 昨年、近所で戴いた無花果がすこぶる美味

しかったので、苗木を二本購入。

 一本は地植え、一本は鉢で育てることにした。

 鉢物の種類は、「ドーフィン」。

 夏の初めに、一個だけ実がついた。

 (大きくなっているのかなあ。)という感じ。

 なかなか熟れてこないので、楽しみも倍加した。

 赤みよ帯びてこい、帯びてこい!






栃木市: 大神神社の芭蕉句碑

 前回は平成27年の3月末に参詣。

今回は、平成29年5月17日午後3時

57分。夕刻であった。

「御足ひたし所」というテーブル付きベンチ

が新たにセッティングされていた。

そこで休む時間もままならず、芭蕉句碑と

その傍にある、室の八島の散策を開始。

 今回は、芭蕉句碑。

 おくのほそ道「室の八嶋」の条 全文掲載板



芭蕉句碑と説明



芭蕉句碑



芭蕉句碑の説明



芭蕉の句は、

「糸遊に 結びつきたる けむりかな」 。

 解説によると、「昔、この辺りから

不思議な煙が立ち上っていたといわれ、

『室の八嶋に立つけぶり』は、京の歌人

たちにしばしば歌われている」

と記されている。

「糸遊」は、「陽炎」のこと。

 室の八嶋の辺りの野に立つ糸遊(陽炎)に、

伝説の煙も結びついて、陽炎が盛んに燃えて

いるという意だそう。

『おくのほそ道』での室の八嶋の記述は、

 説明板で<室の八嶋> 、

よく分かるようにしてあった。