蚤と虱と馬のおしっこ
平成30年8月10日(金)
暑さが戻る。
夏が大好きな私も、今年は海へという
熱望も湧かず。この青梅から一歩もでず
じまい?
夏を地元で元気に乗り切ることに終始かな?
今朝は、最上町にある国の境を守る
「封人の家」を訪問。
封人の家は、10㎞出羽街道の先にある
ことがわかる。
山形県にあり。もうびっくり!
生憎整備のため、工事中であった。
受付の老男性がみえた。
入口に、芭蕉と曾良の木彫像があった。
封人の家とは、「国境を守る役人の家」のこと。
仙台領と境を接する新庄領堺田村の庄屋家、
つまりこの旧有路家住宅であったといわれて
いる。
元禄2年(1689)5月芭蕉は2泊3日にわたって
"封人の家"に逗留し、その時の印象を、
「蚤虱 馬の尿する 枕もと」
という句で表現した。
最上町は以前は小国という地名で山形県内
では随一の馬産地だったよう。
私の母屋は役牛を大事にしていた。
同じ屋内で大事に育てられていることが、
芭蕉の句でもよくわかるが、蚤と虱で眠れず、
しかも馬の放尿の凄い音を聞いてびっくり!
牛のおしっこも凄い!
それをほんと楽しんでいるような句で
もある。
何度目にしても、吹きだしてしまう。
次回の楽しみにして、中へは入らず。
再度工事が無事完了することを祈願して!