多摩川夕照と点心
平成30年8月22日(水)
久し振りの朝からの冷房。
今日は猛暑日になりそう。
昨夕、マイチャリで河辺の河川敷へ。
3人の少年が流れの波打つ急な場所で、
歓声を上げながら波乗り遊び。
久し振りの元気のよい少年に出会う。
銃数メートルで穏やかな流れになり、
そこで、岸に上がる。
二度目の上がりで、よく手入れされた
樹木で隠れるように川上へ。
どうもウォーキングしている方に知
っている方が・・・。
川遊びもままならぬのかと・・・。
私は夕照に!
そして、夕刊で、歌人で僧侶の
大下一真さんの『点心マナー』に出合う。
『点心』・・・
① 正食の前に摂る簡単な食物。
② 昼食の異称
と、広辞苑。
「建長寺の雲水さんに点心を差し上げた。・・・」
ではじまるエッセイ。
「食事の後の経が静かに流れてくる。・・・
『お粗末でした。』・・・。
このようにして雲水さんが去った後には、
ご飯の一粒も千切りのキャベツの切れ端も
残ることなく、まことに見事に食べ尽く
された後の皿や茶碗が整然と置かれている。
それを見て愚妻は『ああ有難い』と手を
合わせる。・・・・。」
そして、「こんな伝統から立派な禅僧も
育っていくのである。」と結ばれている。
金品のやりとりはなく、昼食を戴く
方々もおもてなしをする方も、
「ありがたい」と手を合わせる。
「点心」
かつては、どこの家々もそんな風土は
あった。
「点心おもてなし」の衷心は、私も
大事にしていこう。
夕照とともに!