貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

佳景寂寞  心澄み!

2018-08-28 10:40:04 | 日記

佳景寂寞  心澄み!

平成30年8月28日(火)

 今朝は、国民健康保険に加入初の

「特定健診」を初めて受診。

 かかりつけのお医者さんでやって

いただいた。

 手際のよい誠実な検診をしていただき、

検診ストレスも最低限で終了。

 有難きかな。

 今朝も山寺へ。

 宝物殿

念仏堂を過ぎると、

「山門」。

鎌倉時代に建立されたといわれている

この山の山門は、開山堂や 五大堂

などへの登山口となっていて、

奥の院までは800段を越える石段を

登らなければならない。

 800段より多い感じもするが・・・。

登山口の説明にも目を通す。

 日本を代表する霊場の登山口に。

 ここは4度目。

 横浜に奉職した2年間で、福島大学から

同じ職場に来た後輩が、連れて行ってくれ

たのが最初。  

 当時の印象とは大違い。

 目的が違うからだろう。

 芭蕉は、『奥のほそ道』で、山寺のことを

こう記している。

 「山形領に立石寺と云山寺あり。

慈覚大師の開基にして、殊清閑の地也。

一見すべきよし、人々のすゝむるに依て、

尾花沢よりとつて返し、其間七里ばかり也。

日いまだ暮ず。

 麓の坊に宿かり置て、山上の堂にのぼる。

岩に巌を重て山とし、松栢年旧、土石老て

苔滑に、岩上の院々扉を閉て、物の音

きこえず。岸をめぐり、岩を這て、

仏閣を拝し、佳景寂寞として心すみ行のみおぼゆ 。」。

 我も修行者なり。

 修行者の参道を少し登ると、可愛い風車が

目にとまる。

 可愛い地蔵さんが祀られている。

「端午の地蔵」かな。

 つづく。