貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

普く救う寺

2019-10-27 09:17:39 | 日記

普く救う寺

令和元年10月27日(日)

 今朝も東海市へ。

 芭蕉のおかげで、随分お寺を

参拝したが、「普済寺」という

名のお寺は初めて!

 

 「普済」とは、「普く(=幅広く)

済う(=救う)」という意味。

 仁王門は木製。

 阿吽像が二階にあるよう。

 市指定の文化財として、

『法要決疑論』がある。

 それは、文明14年(1482年)に

逆翁崇順(禅宗僧侶)によって

書かれたもの。

 禅家の法要についてのいろいろ

な儀礼について、問答形式で解説し

たもので、今も活用されている。

 

 芭蕉句碑は、本堂左奥の六地蔵

の右の片隅にある。


 句は、

「古池や 

 蛙とひこむ 

   水の音」

 と 

「ものいへは 

  唇寒し 

   秋の風」

 の二句。

  なぜ、二句を選んだのか、

そして、目立たない片隅に建立

されているのはなぜか。

 お寺再建の時の都合かな?

 とりあえず見つかってよかった!