最古夏草塚から春谷寺へ
令和元年10月7日
爽やかさに冷やっとする
する風が躰を包む朝、冬へ
突進するかのよう・・・!
寛保3年(1743)10月
芭蕉が亡くなって50回忌に、
菊里亭座明を中心とする
当時の岡崎連中が、この地に
相応しい夏草の句碑を建立。
その時「ゆめのあと」という
句集1巻を残しているという。
この「夏草塚」は、岡崎市内の
芭蕉句碑8基中、最古のもの。
最古というだけで、ちょっと
心は動く。
しみじみと、しみじみと
句碑を句を口ずさむ。
そして、寺名としては珍しい
春谷寺へ。
お寺として、活動している
感じはなし。
三石碑のうち一つが芭蕉句碑。
句は、
「みちの辺の 木槿ハ
馬に喰はれけり」
はせを
である。
高度少子高齢社会に突入
するにつれ、寺社の経営、存続も
難しくなってきているという。
檀家も少なくなっている
実情もある。
この寺もそのあおりを受けた
のだろう?