トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

今度は日本の味を広めてしまった

2009-10-27 17:01:30 | おうち
ちょっとね、ステキ主婦にでもなってみようかと思って
家庭菜園、始めてみました。

といっても今まで土とは無縁の生活だったnahe。
いきなり畑は無理なので、まずはプランター栽培から。

ドイツは葉物野菜はレタスやキャベツくらい。
ほうれん草は季節モノ。
ということで前に日本から密輸した小松菜の種を植えてみることに。

撒き方も育て方もよくわからないまま水だけやってたら
ぐんぐん育ってくれました。

が、虫に喰われて壊滅。


次は水菜に挑戦。
これもすくすく育ってこのように。



(植え方には触れないでくださいまし)

まだ売ってる水菜よりは短いけれど
サラダやパスタや鍋にと大活躍。
虫もつかないしこりゃいいわと思っていたら

日本に行ってる間に丸坊主





「なに!?この草?」
「知らんわー。近づかん方がええで。毒かもしれへんで。」
「ちょっと試してみーひん?」
「いややぁ、まだ死にたくないわ。」

「なぁ、オレ、ずっとあの草気になってるねん。」
「しつこいなぁー、そんなに気になるんやったら食べてみたらいいやん。」
「もしなんかあったらすぐに助けてなー」

「・・・・どや?」
「ん?結構いけるで!」
「ほんまに!?体大丈夫なん?」
「うん。なんか今までにない味やで。美味しいわー」
「ほな、オレも喰ってみるわ!」

「いけるやん!これ!!」
「そやろー、でもこの草、ここにしか生えてないのはなんでやろ?」
「わからんけどええやん。オレらだけで占領しようや。」
「そやな、全部食べつくしてしまおうや!」



きっとこんな会話が虫達の間で繰り広げられていたはず。
そしてきっと関西弁のはず。



日本の味をドイツで紹介するのはおもしろいけれど
相手が虫だと腹立つだけ!!
来年も喰われちゃうのかなぁ~。