トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

音を楽しむ in Wien

2011-01-06 21:24:25 | おでかけ:まち
ウィーンでのコンサート鑑賞は
まずシェーンブルグ宮殿にあるオランジェリーでのコンサート。
街でしつこく声をかけてくるチケット売りに負け
「騙されてるんじゃないか?」と思いつつ購入したチケット。
他にも沢山の人がいてちょっと安心。



ケチって一番安い席にしたらステージとはだいぶ離れていた。

モーツァルトとヨハンシュトラウス一家のヒット作品を演奏。
歌手もバレエダンサーも登場した。
観光客向けのコンサートだ。

モーツァルトは数日前に聴いたオペラと比べてしまって
迫力がないように思えてしまう。
でもシュトラウスは結構良かった。

ただやっぱり安い席。
衝立の後ろでグラスを片付ける音が聞こえたり
周りにはマナーのなってない客もチラホラ。
コンサートは金を出すべきだね。

最後はお約束、ラデツキー行進曲で手拍子。
あぁ、まだ年が明けてないっていうのにこの曲聴いちゃったよ。



そして大晦日。

ウィーンフィルハーモニーのチケットはとれそうにないので
ウィーン交響楽団のコンサートに出向く。
本拠地、コンツェルトハウスへ。


ブダペストより遥かに多い人の数。
ゼクトを片手に気分も高まる。






ホールも華やか。


演目は
大晦日といったらやっぱり第九でしょう!!

コーラスは男女それぞれ30人程だっただろうか。
それにソプラノ・アルト・テノール・バス。
それでもかなり迫力があって鳥肌モノ。

改めてこの曲をちゃんと聴いたわけだが
ベートーベンって・・・

しつこいっ。

執拗に同じフレーズを繰り返したり
終わりそうでなかなか終わらない所とか。

そしてモーツァルトみたいなキラキラ感がまるでなかったわ。

だけどこれはこれで素晴らしい。
michも「ベートーベンって天才やな」としきりに言っていた。



あっという間に演奏は終わり
第九の壮大な気分でホールを後にしたのだが

その後は以前の記事に書いたように
街の中で演奏されているいろんな音楽を聴いてしまって
すっかりお祭りモードに。

フニクリ・フニクラを日本人らしく
「おにぃ~のパンツはいいパンツぅ、つよいぞぉ~」と
大声で歌ってみたり。




果たしてこの6日間に何曲聴いたんだかわかんないけど
どのコンサートも全部楽しめた。
これはドイツでも是非行かなくては!
まずはベルリンフィルか??


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