☆今回はとても面白かった!
先ず、これまでの二作のダイジェストが本編前に語られ、ややもったりしたこれまでの展開を簡潔に説明してくれ、これから作品を鑑賞する私たちの気持ちを引きつけてくれる。
だから私も、前2作のレビューをリンクさせて、舞台説明はしない^^;
[映画『トワイライト~初恋~』を観た](クリック!)
[映画『ニュームーン/トワイライト・サーガ』を観た](クリック!)
驚いたのが、登場人物全員の役者が成長し、物語から、その若さのイメージからくる、作品全体の「未熟」に感じられる部分がなくなったことだ
序盤、やや、ジミー大西っぽかった人狼族のジェイコブが、なかなかの男前になり、これならば、ベラを賭けてヴァンパイアのエドワードと充分にタメを張れるレベルになったことを目の当たりにさせてくれた。
物語も、グイグイとジェイコブの存在感を増すような展開になっていく。
それは、半ば、「三角関係」を盛り上げるための強引さでもあるのだが、ベラが次第にジェイコブの方に引き寄せられなくてはならなくなる脚本作りには素直に感心^^(テントの中の「究極の三角関係」シーンなんて、それがライバル同士の友情へと変貌し素晴らしい!)
同時に、バカ殿みたいだったエドワードも、やや顔に肉がつき神経質さが消え、また、これも、物語的に、かなり人間味を帯びてきて、特に後半に見せる笑顔は優しさが爆発で、こりゃ、全米のティーンは夢中になろう^^
ただ、中盤、カレン一族が、危険な新生ヴァンパイア軍団との戦いに備える時には、戦いに強いジャスパーが、俄然、物語の中心に出てきて、エドワードの影は薄くなる^^;
多くの登場人物の過去が語られるが、それぞれが、物語に深みを与え、また、現在進行の物語に活きてくる。
ベラに冷たかったロザリーの過去は、ベラの「人生の選択」に、優しさ故の批判を含んでいたことを教えてくれ、
ジャスパーの過去は、今回のクライマックスの最終決戦のからくりのヒントとなる。
人狼族の族長の語る過去の「人狼vsヴァンパイア」の諍いは、クライマックスのベラの決断の行動の伏線となる。
その行動で、ベラは、主人公としての活躍の面目が立つ。
ベラ役の娘も成長し、ずーっと悩んでいる姿に違和感が起こらない。
ジェイコブに、今後、混乱すると分かりつつのキスしてしまった後の表情が実にいい。
日本人とアメリカ人の感覚の違いなのかもしれないが、自分の好きな女がライバルと抱擁しキスしている姿を見せられても、エドワード・ジェイコブそれぞれの、自分の気持ちに揺るぎがない姿に、
この作品には「大人的視点」が内包されているような気がしてならなくて、だから、私なども徐々に作品に共感をはじめてしまっているのか^^;
私の好きなアリス役の子もまた、歳をとらないヴァンパイアなのに、ちょいと成長してしまい、ややシャープさが失われたのは痛い。
でも、まだまだ可愛いけどね^^
第4作目にも大期待です!
なお、タイトル写真は、<MOVIX昭島>で貰った、初日鑑賞特典「トワイライト」ポストカードです^^
一枚づつしか貰えないのだが、3人で観て、ダブりなく、ベラ・エドワード・ジェイコブとメイン3人が集まったのが嬉しいもので^^v(姪っ子にあげちゃったけど)
(2010/11/06)
先ず、これまでの二作のダイジェストが本編前に語られ、ややもったりしたこれまでの展開を簡潔に説明してくれ、これから作品を鑑賞する私たちの気持ちを引きつけてくれる。
だから私も、前2作のレビューをリンクさせて、舞台説明はしない^^;
[映画『トワイライト~初恋~』を観た](クリック!)
[映画『ニュームーン/トワイライト・サーガ』を観た](クリック!)
驚いたのが、登場人物全員の役者が成長し、物語から、その若さのイメージからくる、作品全体の「未熟」に感じられる部分がなくなったことだ
序盤、やや、ジミー大西っぽかった人狼族のジェイコブが、なかなかの男前になり、これならば、ベラを賭けてヴァンパイアのエドワードと充分にタメを張れるレベルになったことを目の当たりにさせてくれた。
物語も、グイグイとジェイコブの存在感を増すような展開になっていく。
それは、半ば、「三角関係」を盛り上げるための強引さでもあるのだが、ベラが次第にジェイコブの方に引き寄せられなくてはならなくなる脚本作りには素直に感心^^(テントの中の「究極の三角関係」シーンなんて、それがライバル同士の友情へと変貌し素晴らしい!)
同時に、バカ殿みたいだったエドワードも、やや顔に肉がつき神経質さが消え、また、これも、物語的に、かなり人間味を帯びてきて、特に後半に見せる笑顔は優しさが爆発で、こりゃ、全米のティーンは夢中になろう^^
ただ、中盤、カレン一族が、危険な新生ヴァンパイア軍団との戦いに備える時には、戦いに強いジャスパーが、俄然、物語の中心に出てきて、エドワードの影は薄くなる^^;
多くの登場人物の過去が語られるが、それぞれが、物語に深みを与え、また、現在進行の物語に活きてくる。
ベラに冷たかったロザリーの過去は、ベラの「人生の選択」に、優しさ故の批判を含んでいたことを教えてくれ、
ジャスパーの過去は、今回のクライマックスの最終決戦のからくりのヒントとなる。
人狼族の族長の語る過去の「人狼vsヴァンパイア」の諍いは、クライマックスのベラの決断の行動の伏線となる。
その行動で、ベラは、主人公としての活躍の面目が立つ。
ベラ役の娘も成長し、ずーっと悩んでいる姿に違和感が起こらない。
ジェイコブに、今後、混乱すると分かりつつのキスしてしまった後の表情が実にいい。
日本人とアメリカ人の感覚の違いなのかもしれないが、自分の好きな女がライバルと抱擁しキスしている姿を見せられても、エドワード・ジェイコブそれぞれの、自分の気持ちに揺るぎがない姿に、
この作品には「大人的視点」が内包されているような気がしてならなくて、だから、私なども徐々に作品に共感をはじめてしまっているのか^^;
私の好きなアリス役の子もまた、歳をとらないヴァンパイアなのに、ちょいと成長してしまい、ややシャープさが失われたのは痛い。
でも、まだまだ可愛いけどね^^
第4作目にも大期待です!
なお、タイトル写真は、<MOVIX昭島>で貰った、初日鑑賞特典「トワイライト」ポストカードです^^
一枚づつしか貰えないのだが、3人で観て、ダブりなく、ベラ・エドワード・ジェイコブとメイン3人が集まったのが嬉しいもので^^v(姪っ子にあげちゃったけど)
(2010/11/06)